境川チャレンジバンクフェス - 【Forzi:k Blog】 WatanabeYu-ki

レース

■　２０１２年１月２２日　６２キロ。

昨年1年間境川自転車競技場を使った練習会を10回開催してきた。昨年末あたりからこの辺りで一度イベントを開催して見ないか？という提案から今回、境川チャレンジバンクフェスと言うトラック競技イベントが開催された。

事前の天気予報では雪が降るなんて予報だったり、実際に雪は降る事が無かったが、雨が降ったりしてバンクが凍結してしまうのではないか？など心配があったけど、ふたを開けてみればイベント当日は、時折太陽も顔を出し気温も10℃以上まで上がると言う、ここ最近では珍しい位暖かい中で初のイベントが開催されました。

今回のスケジュールは、9時〜10時アップ＆練習走行を行い、10時からエントリー選手全員のスキル別にクラス分けを行うためのハロン（200mTT）を行い、そのタイムで振り分けられた3クラスによって競技がスタートと言う流れ。

Aクラス〜Cクラスまでの3クラスに分けられたメンバーで、1種目目は、競輪予選を行い、20周のスクラッチ。お昼休みを挟んで、競輪決勝とハロン上位4名によるスプリント1回目。400m個人TT。スプリント3位決定戦と決勝。最後に4キロチームTTという種目で開催されました。

各種目へのエントリーは自由で、僕はすべての競技にエントリー。

9時〜10時までのフリー走行を使って念入りにアップをして、ハロンのイメージトレーニングも3回ほど行って置く。青沼君に見てもらったり後ろに着いてもらったりしながらアドバイスを受けて競技へ。

ハロン

エントリー順にゼッケンが振り分けられ僕は4番。ゼッケン順にスタートだったので、気温が低く路面も若干濡れていたので多少不利かなぁと思いつつ200mを全力疾走ギアは53-14Tをチョイス。結果タイムは自己ベストの13秒22。しかし自分の中ではもう少し行けた気がする。遅いなぁと思いつつも4人終了時点ではトップタイム。しかしすぐに、だい子鈴木君に抜かれ青沼君にも抜かれて3位。でもタイムは僅差。バンクが濡れていた事もあってみんなタイムが出なかったみたい。

1位だい子鈴木君・2位青沼君

競技	タイム	平均ワット	最大ワット	順位
ハロン	13秒22	487w	803w	3位

競輪予選

上位10名がAクラス。フォルジークメンバーは、僕・だい子鈴木君・青沼君・タクちゃん・オッペイ君・吉原君6名全員でAクラスへ。Aクラス10名を5名ずつに分けて競輪予選。ゴール200mまでタクちゃんの後ろに付けて、先頭を走るだい子鈴木君が失速した所でかけて無事1着。だい子鈴木君・タクちゃんも予選通過。

Aクラス2クラス目は、先行逃げ切り作戦で青沼君がしかけるも最後の最後で、白川さん・岩波さん・オッペイ君に捲くられて4位。白川さん・岩波さん・オッペイ君の3名が予選通過。ケイリン決勝は、僕・だい子鈴木君・タクちゃん・白川さん・岩波さん・オッペイ君と言うメンバーに決定。

競技	タイム	平均ワット	最大ワット	順位
競輪予選	3分19秒	219w	736w	1位
600m	43秒	511w	736w	--

20周スクラッチ

次の種目は、20周スクラッチ。簡単に言えばトラックを使った8キロのクリテリウム。10周した所で中間ポイントがあり、中間ポイントとゴールポイントの合計で順位が決まるルール。

この種目は、参加希望者全員出走なので、25人ほどのローリングスタートで競技が始まりました。レースがスタートしてすぐに2人が逃げて行ったけど、チェックしていた選手じゃないので見送り。2周で垂れて戻って来たので吸収して、3番手ほどをキープ。後ろを見たら沢山の人が居るので「ふるいにかけたいなぁ〜」と近くを見るとだい子鈴木君が居たので、アタックを促して僕もそれに乗る。

先頭のだい子鈴木君に「回すよ」って声をかけて先頭交代をして、次のバンクで僕が駆け上がると、岩波さんと白川さんとだい子鈴木君の4名パックで少しリードしてた。このまま4人で回して行けるかな？と思ったけど、岩波さんはウインドブレーカーを着ていてスピードが上がらず、ローテも早めに切り上げてしまうのでペースが乱れて逃げれず。

そのまま集団で中間スプリントへ。僕は外側に待機して様子を見つつ150mでアタック。300m位から引いてたオッペイ君が垂れた所を狙ったけど、そのままオッペイ君が伸びて行って1位通過。僕は2位で通過。

スプリントが終わって集団が一息ついた所で白川さんが強烈なカウンターアタックをして一人飛び出す。「誰かが追うかな？」と様子を見たら誰も追わない。すぐに70mほど差が付いたけど、まだ10周あるし一人なのでゆっくり追う。

残り2〜3周位のところで白川さんを捕まえて（と言うか白川さんが諦めて？）、集団は最後のスプリントに向けてペースが上がった。とりあえず3番手か4番手辺りに付けてスプリントを狙いたかったから、バンクで上がって丁度いい位置に降りながらポジションを調整し、最終ラップへ。

先頭は、だい子鈴木君だったか青沼君だったか？その後ろ辺りにオッペイ君が居る。オッペイ君に行かせたら勝ち目が無いのでオッペイ君の横に並んでおく。後ろには白川さんと岩波さんが居るだろうけど、白川さんは逃げた時の疲労が回復して無いはずだし、僕が3〜4番手から飛び出せば、岩波さんはウインドブレーカーを着ているから差し切れないだろうな〜なんて考え後ろは気にせず前だけ注意して3コーナーに入った所でもがき開始。

残り50m位のところで先頭に立ってちょっと早かったかな？と思ったけどそのまま踏み切って無事1着。中間ポイントで2着を取り、ゴールが1着だったから1位だろうなと思ってガッツポーズ。無事に1位ゲットで2位オッペイ君・3位岩波さん。

競技	タイム	平均ワット	最大ワット	順位
20周スクラッチ	11分9秒	288w	790w	1位

ふう・・・。燃え尽きたって感じ。そして次は休む間もなく競輪決勝・・・。

競輪決勝

ケイリン決勝は、岩波さんが用事で帰宅したことにより、青沼君が繰り上がり。僕・だい子鈴木君・タクちゃん・白川さん・オッペイ君・青沼君の6名で勝負。しかし、先導者が引いてくれている間も何となく集中できず、しかも喉が渇いてしまってダメ。それでも、先導者・だい子鈴木君・オッペイ君・僕の順番で勝負のできる位置には付けておく。

残り1周で先導者が履ける辺りで白川さんがスーッと横から上がって行ってオッペイ君と並走。僕は白川さんの後ろに付けて様子見。そして残り600mで先導者が履けてペースアップ。だい子鈴木君が一気に加速して行く。その後ろにオッペイ君で並走して白川さん。その後ろに僕で、多分僕の後ろはタクちゃん。

バックストレッチでだい子鈴木君がラインを乱してしまい、オッペイ君の行き場が無くなる。その鈴木君をかわす為に白川さんが右にラインを取って、僕はさらにその右にラインを取った事でバンクの中腹を走る事になりスピードが落ちてしまった。最終コーナーでタクちゃんにインからかわされて、そのまま白川さん・タクちゃん・僕の順にゴール。

オッペイ君はだい子鈴木君にブロックされてしまった形になり不発。青沼君は、前でフラフラ展開されるレースで接触を避けるために勝負をかけず。

競技	タイム	平均ワット	最大ワット	順位
競輪決勝	3分15秒	197w	663w	3位
600m	44秒	445w	663w	--

もうバテバテ・・・。

400m個人TT

次は400m個人TT・・・。しかもスタンディングスタートだそうな。

ゼッケン4番なので、すぐに競技開始。ギアチェンジする人と、固定で行く人それぞれ居たけど僕はギアを変えていく方をチョイス。結果失敗だった気がするけど（汗）。34秒03って言うタイムで撃沈。もう走っててもダメなのは分かって、踏んでる感覚が全然ダメ。

競技	タイム	平均ワット	最大ワット	順位
個人400mTT	34秒03	635w	724w	5位

脚がバキバキです・・・。

スプリント3位決定戦

（aonさんのブログから拝借・・・）

次はスプリント3位決定戦。強引にだい子鈴木君を先行にして僕は後行・・・。1周ゆっくりだい子鈴木君のペースで走り、勝負の1周。まだ掛けてこない来ないと思ってるだい子鈴木君の不意を突いて、340mのロングスプリント。これが成功してセコく3位ゲット(笑)。掛け始めからゴールまでのアベレージは605w。

競技	タイム	平均ワット	最大ワット	順位
スプリント	1分19秒	308w	813w	3位

スプリント決勝は、中盤揺さぶりをかけた青沼君の作戦に屈せずオッペイ君が僅差で勝利。

4キロチームTT

最後は、恒例4キロチームTT。フォルジークは、僕・だい子鈴木君・オッペイ君・青沼君・タクちゃんで出走し5チームがエントリー。スプリントの疲れが残っているので、最後の出走にしてもらってしばし休憩。みんな疲れて普段の力を出せていない様子だけど、最後の力を振り絞って走ってる姿に感動。

とりあえず、僕たちの作戦は200mで先頭交代し、序盤の5周は抑えぎみ。5周を過ぎたらペースを上げて、引ける人は長めに引くってな感じ。

結果は、作戦通りに走れた。7周目辺りで青沼君が1周ペースを上げて引いて離脱。最後の1周半は僕が引いて終了。5分20秒というタイムは決して速くないけど、ここまでレースに出た事と、気温を考えれば悪くないタイム。チームのみんなも、「もっと行けますね」と手ごたえを感じてるみたいだし。今シーズンは目指せ5分切り。