オートバイレース

練習

■ 2009年07月05日 60キロ。

この日は、スポーツランドやまなしで開催されている、250cc4STバイクによる3時間耐久レースのシリーズ2戦目が開催されるので、スタッフとしてお手伝いに行ってきました。

前日の練習で相当疲れていたので車で行こうか悩みましたが、歩くのもままならない脚で結局自転車にまたがり自宅を5時に出発。家を出てすぐにスポーツランドやまなしまで到達できないかも?と言う不安を感じましたが、ゆっくり軽く回して敷島からのヒルクライムまでには回復してくれる事を祈りながら・・・。

しかし、疲労でここまで弱ってしまうのか?という位辛く、追い風なのに25キロ出せずアウターローすら踏めない。すぐにインナーに落として20キロ〜25キロ弱で「辛い・・・辛い・・・」と口ずさみながら走る。坂になるとすぐにダンシングをするのだけど、大腿四頭筋が痛み上手く力が入らず、速度はすぐに12キロ・・・11キロ・・・10キロと落ちて行ってしまう。スポーツランドやまなしまでは約30キロ弱・・・7時までに到着できるんだろうか?。

敷島に入り、富の坂を上り始める頃には体も温まって若干走れるようになるものの、相変わらず速度は遅く、それでもゆっくりじっくり歯を食いしばって登り続け、農道を超えて残り2キロほどまで到着。

さてここからの2キロが短いようでとてつもなく長い10%の坂が続く難所。速度は9キロ程度まで落ちてしまうので時折ジグザグ走行で登り、汗をボタボタと垂らしながらやっとの事で6時半に到着。会場がオープンになる7時には間に合った・・・。

コーラ500mlを飲んで少し休み、リュックに入れてきた着替えに着替えてお仕事開始。この日のお仕事は最終コーナーの旗振り兼燃料給油エリアの監視。午前中に練習走行と予選を終えて午後は3時間の耐久レース。

かつては僕もこうしてレースに参戦していたんだよなぁ・・・。沢山の人にサポートしてもらってレースをして来たので、今度は彼らをサポートして楽しませる側に回り、楽しんで帰ってもらえたらと思います。

転倒者が出ない事を祈りますが、万が一事故や転倒が起きた時のために、コーナー手前で旗を振って後続にコーナーで起こっている状況を知らせるのが僕の仕事です。この日は残念な事に僕が担当する最終コーナーでオイル漏れが発生し2人のライダーがそのオイルに乗って転倒してしまうトラブルが発生してしまいました。

レースを一時中断してオイル処理をするのも僕らスタッフの仕事です。

少し混乱がありましたが、レースは無事3時間を経過して終了。レースの後片付けをして、レースが終わったサーキットを自転車で走らせてもらいました(笑)。1周1キロの短いコースですが、登り下りが激しくコーナーもキツイテクニカルなコースなので走り応えは十分です。タイムは1分20秒〜30秒くらいでした。調子が良ければもっと削れるかな。5〜6周走らせてもらって暗くなる前にスポーツランドやまなしを後にしました。

復路は下りだし、脚もかなり回復していたのでピューッと走って帰宅。

お金を支払い遊びを楽しむ側とお金をもらい遊びを提供する側。両方体験できるのは貴重だと毎回感じますし良い勉強にもなります。

意地

このブログで僕が張っている意地については何度も何度も書いてきたけど、意地を張って頑張る事の価値が分からない人にはいくら話しても理解できない・理解してもらえない歯がゆい経験をすることは多い。でも少しでも意地張って何かに取り組んだり頑張った人は、その価値についてすぐ理解してもらえると思う。

意地を張って頑張った事が無い人でも、大海に飛び込み自分の小ささや無力さを知った事の有る人ならその価値を少しは理解し考える事が出来るかもしれない。大海を見て、飛び込みもしないのに大海を語り、あたかもその大海を泳ぎきったかのように振舞ってもミジンコのような小ささを露呈しているに他ならず、飛び込む前に諦め、僕にはまだ早いと言い訳しても飛び込める日は訪れない。

大海に飛び込み、その海を渡りきる事が不可能だとしても、次はあの目で確認できる島までは頑張ってみようとか、その島に到達するにはどれくらいの意地が必要なのか?考え取り組む。それだけでも凄く大きな価値があって、その努力をした人は、他に頑張っている人に対する意地の価値を正当に評価し素直に賞賛する事が出来る器を持つ事が出来るんじゃないかな。ただ何となく凄いと感じるのと、自分の体感から相手の凄さを率直に比べるのは別物。


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