初優勝

シマノイカーズフェスティバル

■ 試走5周 ロードオープン10周 2時間エンデューロ 18周 3.2キロ×33周 105キロ。

■ ロードオープン結果 10周×3.2キロ+700m 8位。

チームメンバーと集合し、準備をして集合場所へ移動中にボーラのタイヤがパンク・・・。急いでコスミックカーボンに入れ替えて集合場所へ。何とかスタートには事なきを得たが不安のスタート。ロードオープンにエントリーしたのは、なべっち・タクちゃん・オッペイ君・なかたに君・光王子君・同僚の6名。

スタートは先導車によるローリングスタート。パレード走行中に少しずつ前に移動してレースがスタートしてからも積極的に前で動く。1周目は1位オッペイ君2位なべっちの順で通過。

3周目に入った辺りで集団がペースアップ。人数が絞られていき、僕も後方に下がる。後ろを確認すると2名。オッペイ君の姿がない。前には8名ほど居るので11人ほどの集団。その後は常に4番手以内位をキープして、先頭交代しながら走り、最終ラップ。4番手ほどから様子を見つつ、少しずつ前に上がって最終コーナーでトップに出る。最終コーナーをクリアしてから1.2〜3キロの平均勾配7%〜8%ヒルクライムをして登りゴール。残り400メートル辺りまでトップを競りながら登るものの、勾配が一番キツイ場所で失速し、集団の一番後ろに下がってしまう。抜かれた時に、「ここでついて行かないと後で後悔する」と思い踏み込むもののダンシングする気力も出ずズルズル下がってしまい、そのままゴール。

ダメだコリャ・・・。勝てる可能性が高いと思っていたロードオープンを落とした事で若干テンションが下がり、エンデューロは気楽に行く事に。

http://www.shimano-event.jp/result/09bikers/result061-1.html
ロードオープンリザルト。


■ 2時間エンデューロ結果 18周 優勝。

ロードオープンが終わり1時間半の休憩を挟んでスタート。ロードオープンと同じくローリングスタート。序盤から先頭に位置して積極的に動く。先頭に立ったらコーナーの立ち上がりでアタックをかけて揺さぶりをかけるを繰り返しながらチームスプラッシュの二村選手と回す。後ろに付いていた外人選手(チーム)が全く引かないので、引くように言われて居るが引く気配なし・・・。コースは風が強く、コーナーに砂が浮いている区間が有りスリッピー。

その上、2時間エンデューロのコースはロードオープンのコースと少し違っていて、途中丘に入りロードオープンのコースより1周の登り区間が長くなっているコース設定で、その丘の下りは日陰で路面が濡れている上に荒れて滑りやすい難しいコースになっていた。

3周ほど走ると、他の方も前に出てくるようになって4人くらいで回すようになり、2番手でのぼりを坦々と登っていると先頭の方が「何だよ!サイクリングかよ」とペースが上がらない事に不満を漏らす。「アタックしたければどうぞ・・・」と思いながら自分のペースを守りながら、自然と先頭交代して走る。

40分を経過した3コーナーを4番手で進入すると、先頭の選手が白線でフロントタイヤを滑らせ落車。それを見た2番手の方も釣られてパニックブレーキで落車。3番手に居た二村選手と僕は間一髪かわして事なきを得る。この落車で集団が分裂。その隙を突いてチームの選手が1人単独で逃げる。ソロの選手はその逃げに乗っていなかったので僕は容認、他の選手も見送る。その周の登りでメイン集団先頭を引いていた僕は、端に避けて集団の後方に下がりながら集団の人数を確認。5名居る。とりあえず5人で回して行こうと声をかけるものの、誰も乗ってこない。

集団には、シマノジャージの方と二村選手・スワコの選手となかなか引かない外人選手とあと1名。スワコの選手は若そう。「回せますか?」と聞くと、「きついです」と顔もかなり辛そう。エンデューロコースの下りで、先頭集団の間に周回遅れを挟んでしまい、最終コーナーで詰り、チームの外人選手とソロのシマノジャージの方が逃げてしまい、一時は目で確認できないくらい離されてしまう。その後もスプラッシュの二村選手と交代しながら走るが、二村選手もかなり疲労してきている感じ。外人選手はチームだし、交代でPITに入る事が予想できる。そうしたらシマノジャージの選手は1人になってしまいペースダウンするだろうから、とりあえずそれを待つ。

レースが1時間10分を経過して、一向に逃げた選手が見つからない。背中に入れておいたジェルで補給しペースアップして逃げた2人を追う。逃げた2人は僕らが離れ若干安心したのかペースを緩めていて、少しペースアップしたら徐々に見えてきた。坂もいつもより少しペースアップして程なく、外人選手とシマノジャージの選手を捕まえる。少しの間コッソリ後ろを走っていたら、振り向かれ「あれ!追いつかれてる!」と言われる(笑)。

僕も後ろを確認するとスワコの選手が千切れて居なくなっていた。メイン集団は4名。チームが1、ソロが3人という状況。

残り1時間半、先頭を引いて走っていると、シマノジャージの方が抜き際に1人千切れましたよと。二村選手が居なくなっていた。そして外人選手も知らない間に居なくなっていた。しかし集団は3名。1人は周回遅れのソロの選手。シマノジャージの方が、「回して2人で走りますか〜」と言うので、一緒にペースを維持しながら走る。周回遅れの選手も先頭交代に参加してくれて助かる。集団の人数はどんどん減っていくが、僕自身はかなり余裕を持って走り続けられている。これなら最後スプリントになっても行けるかもしれない。

レースは1時間45分を経過した登り区間でaonさんを発見。少し話をしながら登る。先頭で坂を下り、メインストレートを走り2コーナーをクリアすると、後ろで破裂音が・・・。シマノの選手がパンク。「頑張ってくださいー」といわれる。それに手を上げて答え、ここから一人か・・・と思い、後ろに追いつかれないようにペースを上げる。周回遅れの選手も千切れ残り15分は単独走行となる。

多分自分が単独の1位だろう・・・と言う事は分かっていたが、確信は無く、しかし抜かれるわけには行かないので、ひたすら踏み続ける。一人になったけどサイコンのアベレージは落ちていないのでペースは良い。

1時間50分を経過した所で、コーススタッフが、「ピット&コースクローズまであと5分です〜」と言っているのが聞こえた。コースクローズまでに通過すれば2位以下を大きく引き離す事が出来ると思い、全速力で17周目を走る。ここで足の小指が攣るが、気にせず踏み続け何とか18周目に突入。すると、前にオッペイ君の姿を見つけて声をかける。「頼む引いてくれ〜」とお願いして、オッペイ君が最後の力を振り絞って1周引いてくれた。強烈な引きで時々「速すぎ・・・」とか思ったけど、ゴールコースのヒルクライムコースに誘導され、そこでオッペイ君が離脱。坂を坦々と上っていくと、場内放送で1位走行中は、なべっち選手!と聞こえて優勝を確信する。

登りゴールなのでムリせずクリアしてゴール。自分のペースで坦々と走った結果、ライバルが離脱して行ったと言う感じの展開で、自分的には何となく苦労なく勝ててしまった感じがして、勝つ時って言うのはこんな物だよね・・・と過去のオートバイレースの経験と重ねた。結果2位以下に1LAPの差を付け独走優勝。

ゴールして休んでいるとバイシクルクラブの取材を受ける。どうやら雑誌に載るらしい。チームのみんなや、応援してくれた仲間に祝福されて、正式結果が放送され皆で盛り上がる。

表彰式では、ウイナージャージをいただいて、特別賞としてウィダーインゼリー半年分(36個いりケース5箱)をもらうが、他にも沢山の景品をいただいたので持ち切れない・・・。なかたに君と光王子君が手分けして運んでくれた。大量のウィダーインゼリーはチームの皆で分けました。


http://www.shimano-event.jp/result/09bikers/result066-1.html
2時間エンデューロリザルト。


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