富士ヒルクライムで速く走れる方法
練習
■ 2011年3月09日 70キロ。
気温10℃で風速6mの予報。でも出発間際に確認したら、6℃の4mになってた。
6℃かぁ・・・。ウインドベストは丸めて背中に・・・。
出発すると若干風が有り追い風気味。農道に入ったら少し向かい風を感じるけど4mって程じゃないなぁ。勝沼に入った頃には風は全くナシ。気温は少し肌寒くて、ウインドベストを着ようか迷う。
それでも140号を下って石和に入ると暖かくなって、その後は問題なし。
色々考え事をしながら走って居るとついつい強度が上がってしまい、LSDレベルまで勤めて落とす。
富士ヒルクライムで速く走れる方法
坂を登るのが好きな人って極少数だと思う。
僕も坂が好きか?と聞かれたらキライと答える。ただ坂を走れば比較的上位に入る事が多いので、得意と言う意識は若干ある。それは僕のトレーニングスタイルによるものだと自己分析。
僕は苦しい事が苦手なので、ローラーや負荷をかけたトレーニングは殆どしない。
ロードレースも苦しんでついて行くなら、平均的に速く走れるようになって全体的に負荷レベルを下げて走り切れるようになったら楽にトップ集団でゴールできるだろうと考えたトレーニングなので、風を避けながらついて行って最後のスプリントで刺すと言うようなイメージは無い。
だから僕が主に強化してるのは、遅筋と回復力。
これが上り坂を速く走るのにも適していると思う。ヒルクライムを走る上で必要の無い筋肉と贅肉は走るのに負担となる重り。回復力の低い速筋も同じ。
遅筋と回復力をつけるにはLSDトレーニングしかない。
しかしこのLSDトレーニングって奴はトレーニングを始めてからすぐには効果を体感する事が出来ない上に、トレーニング自体も地味で達成感が低い。
LSDを続けた事による効果を体感できるのは早くても3カ月は必要なのだ。体脂肪の多い人は、LSDを続けて体脂肪が減って行く事で体の負担が軽くなり速くなっていく事を体感できるので続けやすいかもしれない。
自転車に乗り始めて間もない人がぐんぐん速くなっていくのは、低付加で体脂肪率が減り体の負担が減って行く事によるもので、体脂肪率が有る程度減ると速くなっている事を体感しづらくなり、高付加のトレーニングを取り入れないとダメなのか?と錯覚してくる。
でも時間が必要で地味だけどLSDは確実に効く。
LSD(ロングスローディスタンス)なのでゆっくり長く毎日続ける必要がある。最低2時間程度は走りたい。
富士ヒルクライムまで丁度3カ月。速く5合目まで走り切りたい人は試してみるべし。
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