Sワークスシューズ

Sワークスシューズを使い始めてそろそろ3週間位。

ロード乗りが数人集まれば、必ず誰か1人は履いてるSワークスシューズ。多くの選手に選ばれているのだからその性能は間違いないはず。

以前履いてたスコットロードリミテッドシューズを買う際にも、最後までSワークスシューズとスコットで迷ったわけだけど、結局その時はスコットを買った。

スコットを使って1年経ち、「なんでスコットのシューズを買ったのか?」その理由も忘れてしまった頃、シューズを買おうと思い立って3番目に買ったシューズがSワークス。(購入したが試着だけして売ってしまったレイクシューズを入れると4足目)今回もスコットのシューズと悩んだけど、スコットのシューズがモデルチェンジして僕がイメージしてるシューズ通りの物なのか確認する術が無かったし、使ってる2010年モデルのスコットのシューズが使えなくなったわけではないので、Sワークスを選んだワケ。

インソールは元々入ってる赤の物からオプションで販売されている青のインソールをインストール。


最初の印象(スコットと比べて)は、一言で言えば硬い。

ソールもアッパーも踵も全部硬い。ペダリングしてると色々な部分が足に当たって痛い。特に靴のベロの部分が足の甲と脛の付け根に当たって痛いし、踵も痛い。

Qファクターも広め。スコットの場合クリート取り付け穴が長穴になっててQファクターを近づけたり放したりの調節ができたけど、Sワークスシューズは調整が効かない。

なんだか知らないけど、長い時間使ってると足の甲が蒸れて来てかぶれて痒い・・・。

締め付けをワイヤーの巻きとりで細かく調整できるのは良いけど、締め付け過ぎてしまう事が多々あり、長い走行を続けると痺れて来てしまう事が多々あり。


そんな感じで初めの印象はあまり良くなかった。

けど、3週間も使い続けると初めの印象が変わってくる。

だんだんとシューズも僕の足になじんで来てごつごつした感じは無くなったし、靴のベロの部分も折れ曲がって当たらなくなった。シューズの締めつけ具合も「これ位が丁度いい」と言う具合が把握できるようになったし、Qファクターも「むしろこれ位離れて居た方が調子いい」と感じる。

ソールの硬さは相変わらず硬いと思うけど、それがマイナス効果を生んでるとは思わないのでOK。

足の甲はかぶれなくなった(笑)。これは慣れ?。

既製品のシューズとしては相当完成度が高いと思う。でもスコットのシューズもSワークスシューズに負けない位完成度は高いと思う。クリートがTime以外使えないと言う点を除いては・・・。(2011年モデルはソールが変わってるので平気なハズ)


ただ、3週間使っても慣れないと言うか、不満に思う点も有る。

それは、ワイヤー巻き取りのダイヤル・・・。締めつけと開放が右足が正ネジで左足が逆ネジと言う点。16歳の時から毎日のようにオートバイのエンジンをばらしては組んで、見えない所や裏側のネジも自然と閉めたり緩めたりを感覚で覚えた僕には、左足は緩める時に右に回すと言う事が逆にややこしい。

自転車の整備に慣れた人ならペダルやBBのネジが逆ネジなので、そういう言う感覚が有るから違和感ないのかな?。オートバイもミラーの取り付けネジが片側逆ネジだけど、レーサーの整備がメインの僕が整備するオートバイにミラーは無い・・・。

ダイヤルを引っ張れば一気に開放するスコットのシューズと比べて、緩める時もダイヤルを回さなければならないSワークスシューズは練習から疲れて帰って来た状況では結構億劫だったりする。ワイヤーを緩める時に、片手でダイヤルを緩めながらもう片方の手でワイヤーを引っ張らないと、ダイヤルの中でワイヤーがクラッシュしてしまうのも面倒・・・。

それとダイヤルに滑り止めのゴムが付いているのだけど、これが更に厄介で、シューズカバーの脱着がしづらい上に、シューズカバーをした上からダイヤルを操作すると、シューズカバーを巻き込んで手を離したらシューズカバーがダイヤルを戻してしまうなんて事も・・・。

まぁ完璧なシューズなんてオーダーメイドでもしない限りこの世には存在しないので、そんな小さな事を気にしてもしょうがない。とは思いつつ、以前使ってたシューズよりも使いづらい部分が有るとそれはそれで気になってしまうのもしょうがない。

でも全体的には、素晴らしいシューズ。値段も販売価格で3万円弱と比較的安いし。


ただ・・・。2011年モデルのスコットロードリミテッドシューズも気になる今日この頃。


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