46回高石杯を振り返る

OFF

■ 2011年11月07日 0キロ。

左の大殿筋が筋肉痛。そりゃ7人で55キロのチームTTをすれば筋肉痛にもなるか・・・。

と言う事で、自転車には乗らずお休み。雨でドロドロになった自転車も整備しなくちゃならないし。

仕事が終わってまっすぐ帰宅し、早速自転車の整備を開始。油汚れや、補給・ドリンクの飛び散りなんかも無いから比較的簡単に終わった。チェーンもバッチリ綺麗にしたし・・・そうだ!サイクルモードでもらって来たチェーンルブの試供品を使って見よう。

オイルは使って見て良かったら紹介しようと思います。

高石杯

そう言えば、前日の試走の時に、以前オッペイ君のレーシングスピードを借りて走り感じたホイールのおかしな挙動。数日前にブログにも書いたけど、それが気になっていたので試走途中でオッペイ君のレーシングスピードと僕のボーラウルトラトゥを交換して走って見る。僕の完璧に整備されたボーラウルトラトゥを履いてみればオッペイ君も自分のホイールとの違いを分かってもらえるはず。

再度レーシングスピードの挙動を確かめると、やっぱりオッペイ君のホイールは変な振動が多くて何かがおかしい・・・。前回の空気圧は9barで今回は7barにして来たらしく若干改善された感が有るけど、妙な重さは変わらず、チェーンの重さが足にまとわり付くような・・・。

オッペイ君にボーラの感想を聞くと、ボーラの方が走りが軽い印象だそうな。「やっぱりこのホイールおかしいよ」なんて話をしつつ宿に戻り自転車整備の際にオッペイ君がホイールを確認すると・・・「なべっちさんコレヤバイッス」と見せてくれたリアホイールのハブはガタガタと横に動く・・・どうやらフリーを止めるネジが緩んでるみたい。

ほらみろ〜オッサンの経験と感覚を信じなさい!(笑)。

整備したばかり=ハブが緩むハズが無い。

と言う先入観がトラブルに気付けないと言うオートバイ整備でもよくあるパターン。バイクレースの場合、小さなトラブルがライダーの命にかかわる場合があるので、乗り手はナーバスになるけど、自転車はあまり大きな怪我やトラブルになり難いから鈍感な人が多いように思う。人間が組むものに完璧は無いと言う事も理解して小さな挙動に神経をとがらせられるようになるにはもう少し時間が必要か?。

でもコレも一つの経験だと思えば良い経験かな。大きなトラブルは未然に防げた訳だし。仮に僕がホイールを借りてなかったらと思うと少しゾッとするけど(笑)。


そしてレース当日のデータ。3周が終わった所で決まった逃げ7名でそのままゴールまで逃げ切ってしまった為メイン集団の動向などは、レース後にメイン集団に居たチームメイトや知り合いの方から聞いたり、ブログを読んだりして知る事ができました。

今回は色々なラッキーが重なってたまたま逃げ切れたって感じ。

  Time Av速度 AvBpm AvRpm MG Time  
1Lap 8:24 38.6km 148bpm 92rpm 8:27(+3) (0:03)
2Lap 7:33 42.9km 163bpm 90rpm 7:34(-1) (0:02)
3Lap 7:25 43.7km 170bpm 94rpm 7:32(+7) (0:09)
4Lap 7:45 41.9km 165bpm 92rpm 7:45(0) (0:09)
5Lap 7:20 44.3km 176bpm 96rpm 7:45(+25) (0:34)
6Lap 7:35 42.9km 172bpm 95rpm 7:45(+10) (0:44)
7Lap 7:45 42.0km 169bpm 94rpm 7:50(+5) (0:49)
8Lap 7:38 42.5km 168bpm 93rpm 7:48(+10) (0:59)
9Lap 7:37 42.6km 168bpm 90rpm 7:47(+10) (1:09)
10Lap 7:45 41.9km 166bpm 93rpm 7:42(-3) (1:06)
11Lap 7:54 41.1km 164bpm 95rpm 7:50(-4) (1:02)
12Lap 8:02 40.5km 164bpm 89rpm 7:59(-3) (0:59)
13Lap 7:54 41.1km 169bpm 92rpm 7:35(-19) (0:40)

※MG Timeはメイングループのラップタイム(参考)

ラップタイム的にも、コース的にも何となく朝練してる感じに似てた。ゴール側のストレートが若干登り。速度は大体37キロをキープする感じで走り、復路側のストレートは若干下ってて55キロ位で走る感じ。ギアは53-12で気持ち足りないかなぁ?と感じる所があったり無かったり。5Lapでグンとタイムが上がってるのは、まだ後ろが見えるからと加持選手と遠藤選手が2人で強力に牽引したため。

6Lapの途中で、オートバイから30秒差が開いた事を告げられ少しペースダウン。感覚的に先頭に出た時メディオ位で走って毎周5秒ずつメイン集団との差が広がって行ったので、無理せず坦々と走った。

10Lap辺りでタイムが落ちてるのは丁度雨がつよく降って来た影響で、コーナーを意識的に落として走ったりしたから。特に視界が悪くて、路面状況を把握しにくく、路面のギャップや溝にも水が溜まって確認しずらい等危険な状況が多くなって来た。

12Lap辺りで集団も無言になって来てそろそろ牽制が・・・。

13Lapの方が均等に回す感じで走れてたと思う。ケイデンスも大体朝錬と同じ感じだけど少し高目かな?11Tが有ればもう少しゆっくり回して休んだりする事ができたかも。裏ストレートはドラフティングポジションでも90rpm位は回っていた。高校生は14Tだからもっと回ってたけど・・・(汗)。

それと、やっぱりロードレースではコーナーを上手く曲がれるのとそうでないのでは大きな差になる。それは周回数や走行時間が増えれば触れるほどに。サーキットエンデューロではこれがデメリットになる場面は殆ど無いけど、道幅の狭いコースや路面の荒れたコースでは結構大きな差がでるんじゃないかなぁ。


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