46回高石杯

レース

■ 2011年11月06日 80キロ。

宿からアップ兼ねて自走でレース会場に行く予定だったけど・・・。

バリバリのウエットコンディション・・・。

6時起床。ガッツリ寝たけど何となく寝足りない感が有る。でも気合いを入れて起きて、トボトボと自動販売機でコーヒーを買いに行くも、ホットが無い・・・。しょうがないので冷たいコーヒーを買って部屋で飲む。

そんな事をしてたら、生徒たちが起きて来て、ゴソゴソし出したので僕も着替えて朝食へ。相変わらず米が美味い・・・ご飯をおかわり。

テニスボールで脚をマッサージして、軽くストレッチをした後ワンピースに着替えてその上から、ジーパンと上着を着てレース会場へ。すると隣に加持さんが駐車したので、ご挨拶。サイクルモードでまこっちと一緒に居た・・・と言ったらすぐ分かってくれた。

会場に着くと、雨がシトシトと降っていたのでホイールをボーラからアルテグラに交換。

コルサ山梨のメンバーの岩波さんと服部さんも来てて、コルサ山梨の車に一緒に乗せて来てもらってたごっちゃんも合流。コバテツは集合場所間違い&遅刻でDNS・・・。何やってんだよ(汗)。

そんな事をしていたら、女子のレースがスタート。6名と少し寂しいけど、僕の母校でもある笛吹高校(旧石和高校)の愛ちゃんが出走。レースが始まって早々4人に絞られ、愛ちゃんはその4名に入って良い感じでレースを展開してる。スプリント賞も果敢に狙っていくけど、レディーゴー(場内放送ではレディースゴーとアナウンスされてた・・・)の2人が強くてなかなかトップで通過できず。

スプリント勝負では少し分が悪い感じ。そして最終ラップ残り500mで愛ちゃんが早がけして後続を引き離し、最終コーナーへ。そのまま差を縮められることなく見事優勝!凄い。


そして次は、男子一般・高校生・学生オープン。

工業高校の監督から「去年は山梨勢でワンツー取ってるから、今年も頼むよ」とプレッシャーをかけられる・・・(汗)。

10時半にコースに整列して、開会式。隣には加持さんや遠藤選手が居る。周りにも平地の得意そうな人が沢山・・・。雨の為に1周目はローリングで2周目からレースがスタートと言うルールに変更になり、周回数も14周から13周に・・・。

平地が苦手な上に、持久系の僕にとってどんどん不利な展開。でも最終的には雨が僕の見方をしてくれた結果に。

10時45分にレースがスタート。ローリングでゆっくり1周だけど、ポジション取りが激しくて危ない・・・。コースをチェックするとかそれ以前に、前に出ようとする人の斜行が怖い。そんな事を感じながら走っていたらずるずると集団の後ろにさがってしまい、あらら・・・って感じ。

前を見ると、だい子鈴木君が良い位置をキープしてる。腕をあげたなぁ。

ローリングが終わって2周目から正式スタート。一斉に左右から選手が上がって行ってアララララ〜って感じで中盤に埋もれる・・・。隙を見て左側に寄って置いて、全員がビビってるコーナーでブレーキを遅らせると楽にスルスルと上がれるので無理せず脚は使わない。注意したのは、常にコーナーに対してイン側に居る事。インなら集団は右によってコーナーをアウトインアウトで回ろうとするので、コーナーの内側が空くし、もし落車が起きてもホイールをすくわれる心配が無い。

コーナーを立ち上がると一気にペースが上がり、踏まない僕はスルスルと後方に落ちていくけど、コーナーの手前でスルスル自然に前に上がる感じ。そんな事してたら、自然と最終コーナー手前で先頭になってしまい、最終コーナーを「うりゃー!」って走ったら後ろが離れた。チューブレスのグリップ最高!。

「そう言えば偶数周はスプリント賞かかってたよね。」と思ってスプリント開始。1回目のスプリント賞を奇跡のゲッツ!。

後ろを見たら2人ほど集団から飛び出してた。後で知ったけど、3位までポイントが付くみたい(でも順位は付かない良く分からないスプリント賞)。10周まで着くからスプリント賞は5回。

そのまま集団に戻ろうとしたら、スプリント賞を2位・3位で通過した選手がそのままアタックして若干差が付いて2名先行。2人ならそのうち落ちて来るだろうと思って追わず集団に戻ると、そのタイミングでラバネロジャージの海外選手が飛び出して行った。

この頃集団内にナガシさんを発見して軽くご挨拶。

先頭2名・追走1名・メイン集団と言う感じで逃げ始めた2名とは3キロ地点で200mほど開き、ラバネロの選手は落ちて来てメイン集団に吸収。僕は前の2人の内1人は、だい子鈴木君が乗ったと勘違いして居たので集団の牽引はせず、10番手位でヒラヒラしてた。3周目が残り500m位になった所で、逃げ始めた2名との距離が縮み始め黒っぽいジャージの選手は、だい子鈴木君じゃなくFUJIの選手だと気付いた所で追走のアタックに警戒。

僕の周りに居る選手で注意するべきは、加持選手・遠藤選手・ナガシさん辺り。

4周目に入った所で、前の2人との距離が70m程に近付き僕の2人前位で加持選手が飛び出した。すかさず僕も加持選手に乗っかって前を追う。僕の後ろにもエカーズの子と群馬の高校生が付いて来て先行してた2名とドッキング。加持さんの「回して逃げるよ〜」と言う言葉で全員スイッチが入りローテーション。2回ほど回った所で、遠藤選手が単独でブリッヂして来て7名に。相当全力で追って来たのか、遠藤選手が「2回だけローテ休ませて!」と。

【逃げ】僕・加持さん・遠藤選手・菅野選手(FUJI)・菅選手(アクアタマ)・群馬の高校生・エカーズの中学生。

度々先頭交代でペースが上がってしまうけど、後ろから激が飛び、先頭交代の仕方なども指示受けつつ7人で均等に回す。しかしコーナーを減速し過ぎて後ろが詰まったり間隔が空いてしまったりしてインターバルがかかる事もしばしば。最終コーナーと1つ手前以外のコーナーはペダルを回しながらでも走れるコーナーなので「もう少しコーナーを頑張りましょう」と声をかけつつ。

路面が濡れててコーナーに消極的になりやすいメイン集団はコーナーでかなり減速するハズだから、コーナーで速度を落とさないのは逃げるのに有利に働くはず。

遠藤選手は「僕はコーナーが苦手なので!」とコーナーの手前になると後ろに下がって、7人の間隔が開いてインターバルをかけてしまうのを防いで、コーナーで遅れた分は自分の脚だけで追い付くように走っていた。遠藤選手は頭がいいな・・・と感心。まこっちが遠藤選手を褒めていたのを思い出す。

逃げが決まってすぐに、オートバイから30秒逃げてる事を伝えられ、毎周回5秒ずつ開き、最大で1分まで開いた。後で聞いたら、逃げが決まってすぐにメイン集団で落車が発生し追走に消極的になった事で一気に開いたそうな。

追走のアタックには、オッペイ君とだい子鈴木君とナルシマの選手が全部飛び乗ってくれたようで、決定的な追走集団が形成されず、チームメイトの働きも有って残り2周(約11キロ)時点で1分強の差を付け、このまま逃げれる事は決定的に。チームメイトの働きで逃げ切る事ができてForzi:kはチーム的にも成長してるぞっ!。

この頃から雨が激しくなり、ペースも若干緩み少しだけゴールの駆け引きが始まった感じ。

そしてファイナルラップ。残り500mから牽制が始まる。最終コーナー手前を先頭で走り全力でコーナリングしたけど、フロントを若干滑らせてしまい加速が鈍ってしまった・・・。この時点でロングスプリント作戦は諦め。

ペースを少し緩めて菅野選手が前に出る。

最終コーナー手前で、菅野選手・加持選手・僕の順。菅野選手は、手で「前に出ろ」と言う合図を送るけど誰も出ず。追走に追い付かれる心配が無いので一気にペースが緩む。橋を渡り切った所で最終コーナーまで少し加速し、最終コーナーを全力で攻めてトップでストレートへ。ゴールまで350m有るけど、まともにスプリントしたら勝ち目が無いから、コーナーを回った速度から踏みこんで右車線の右側ギリギリまで寄った所で、左から後ろをチラ見。

自転車1台分位開いて加持選手が追って来てる・・・。

残り200mの看板でパスされ、残り150mで遠藤選手にもパスされ・・・。

残り100mで菅野選手と群馬の高校生にパスされて、ゴール。

ゴールスプリントはズブズブ・・・(汗)。

  • 結果
    • 1時間40分。
    • 一般クラス 4位


メイン集団のトップはオッペイ君が取ったみたいで6位入賞。だい子鈴木君もメイン集団に残って26位でゴール。工業高校の仲沢君もメイン集団でゴールして高校生クラス8位入賞と大健闘。ごっちゃんは、DNF・・・落車でも無く平坦レースで付き切れは普通に力不足過ぎ。

レースが終わり車に戻ると、監督に「なべちゃん、スプリント賞いっぱい取ったねぇ〜」と言われ、1回だけだと思って居たら、1位〜3位までがスプリント賞だったと言う事を知り、4回も取ってたらしい・・・。

商品は何と、八海山の日本酒!。順位でグレードが違う・・・。大吟醸うらやましいなぁ。商品が分かっていたらもう少しスプリント頑張れたかも(笑)。

スプリント賞も5回の内4回で3位以内に入ったと言う事で、ことう饅頭を4箱ゲット!。

オッペイ君・だい子鈴木君・ごっちゃんの3人に1箱ずつ分けてホクホク。

頼んで置いたお弁当を食べて、帰路へ。

帰りの車の中ではみんな疲れてヘトヘト。でも僕はたっぷり寝たせいか元気(汗)。

お疲れ様でした。(30番)


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