修善寺 東日本チャレンジロード結果

チャレンジロード

■ 2012年4月08日 A−Eクラス 19位 1:43:13.41 34.29km/h トップとの差 04:54.2。

チャレンジロードに出場するため修善寺へ。受付が12時30分〜でレースが14時からスタートと遅いので、6時に起床し7時に自宅を出発してゆっくりと修善寺へ向かう。修善寺サイクルスポーツセンターへ行くのは初めてだったけど、事前に調べたルートを特に迷う事もなく2時間半ほどで到着。

駐車場に車を止めて、トイレに行ったり少し辺りをぶらぶらと歩いていたら、豪さんとyasさんを見つけたのでご挨拶。その後自転車を組んでローラーを1時間軽く回して体を暖めておく。

  Time Avg速度 AvgRpm AvgWatt
アップ 01:00:02.0 19.0km 84rpm 109w

全体的には曇り空で若干肌寒い。薄手の手袋と長袖を着て回し始める。スタートした時の気温は14℃位で、時折太陽が顔を出すと20℃を超えた。それでもアップが終わるころにはまた曇り空になり、気温が16℃まで下がった。

着る物に悩むなぁ・・・。

受付を済ませ、ゼッケンは長袖ジャージに付ける。そしてドリンクを作ったり最後のトイレを済ませたりして出走サインへ。しかし、コースに向かう途中に寒いと感じ、車にウインドベストを取りに戻ったりしていたら、辺りに誰もいなくてコースへどうやって行ったらいいのか分からず迷ってしまい、検車ギリギリになってしまい注意を受けてしまった・・・。それでも無事出走サインをしてコースへ。コースに行くと、コルサの岩波さんや佐野さんを見つけて手を振る。オッペイ君も出てるはずだけど見つける事が出来ず。

レース時間までコースわきでストレッチをしながら待っていると、日が出てきて暖かくなって来たため、ウインドベストとグローブをコースわきに置いてスタートラインへ。今回このレースにエントリーしたのは、全日本の調整と練習してきた走り方などがどれくらい実戦で使えるのか?を試す為。

しかしエントリーリストを見たら、強い人多数で調整とか言ってられない雰囲気・・・。

  • チャレンジロード 11周+4キロ 59キロ。
  Time Avg速度 AvgRpm AvgWatt
1Lap 08:07.3 36.8km 98rpm 261w
2Lap 08:19.0 35.9km 96rpm 269w
3Lap 09:01.0 32.9km 88rpm 233w
4Lap 09:07.0 32.5km 90rpm 210w
5Lap 08:55.8 33.2km 94rpm 214w
6Lap 08:48.0 33.7km 91rpm 206w
7Lap 08:30.0 34.9km 93rpm 240w
8Lap 09:05.0 32.4km 90rpm 259w
9Lap 09:12.0 32.2km 90rpm 218w
10Lap 09:02.0 32.6km 90rpm 234w
11Lap 08:55.0 33.1km 91rpm 222w
12Lap 06:11.3 34.1km 88rpm 204w


14時にエリートクラスがスタート。スタートからペースが速く、L5領域での走行が続く。初めて走るコースを覚える暇もなくレースがハイスピードで進み、2周目に入ったメインストレートで右側から数名がアタック。僕もそれに飛び乗る。1号橋の所で誰がアタックに乗ったのか確認すると、菅野選手が乗ってた。逃げに乗るといつも菅野選手が居るな・・・。

でもそのアタックは最初の登り中腹ですぐに森本選手などの追走に吸収されすかさずカウンターアタックがかかる。僕は体力を回復させながら中段に埋もれて行きつつ坂を上ったので中切れを埋める事が出来ずそのままズルズルと先行する20数名との差が広がってしまった。

「下りで追いつくだろう」と安直な考えは、追走の先頭交代に消極的になってしまった第2グループの展開で打ち砕かれ、見る見ると差が広がってしまい3周目で30秒も広がった。3周目の最初の登りでは400m位先に先頭集団が見え、僕は第2集団の先頭付近に居て「ブリッジすれば追いつけるかも?」と思う距離。でも初めてのコースでまだ走り方もイマイチ分かってない。消極的な気持ちが先に立ってしまい諦めてしまう。

周りを見渡すと、脚が有りそうなのに先頭集団に乗れなかった人も数人いる様子。この辺りでオッペイ君を発見し岩波さんもいてオッペイ君は積極的に前の方で走っている。先頭集団から遅れた3Lapと4Lapは、ゆっくりペースで進行。登りは息が整う位のペースで速いとは感じず坦々とFTP位で登っていれば大きく遅れる事は無い。ときどきダンシングで勢いよく上がっていく人が居るので、それにチェックを入れる時と坂を登り切るちょっと手前でL5に入る位。

5Lap目の1号橋を過ぎ登り始めた所で集団の中から「このままだと全員下ろされるから回して行こうよ」と声がかかり少しペースが上がる。しかし、平坦や下りでローテーションが回らず登りだけペースが上がった。平坦や下りでのローテーションも先頭を走る選手が「先頭交代をしろ」と肘で合図するけど、ペースを落とさないので全然回らない。ペースを落とさない選手をペースアップで追い抜き、力が続かずペースダウン。上がったり下がったりを繰り返すローテーションになってしまって、これでは力ばかり使ってペースUPは望めないと判断した。

この時点で僕は、この集団と一緒に走ってゴールを目指すつもりは無く周りを見てみると、ついて来るので精いっぱいと言った感じの選手もいれば、ペースが遅くてイライラしている選手もいる。オッペイ君も5番手位をキープしているが、走りを見る限り一緒に飛び出す力は無さそう。と言うよりは、今にも切れてしまいそうでついつい後ろから押してあげたくなる感じ。いつもの力強さがなくグイグイ踏んでるけど前に進んでない様子。

「絶対に僕と同じ考えをしてる数名でアタックがかかる」と踏んでいたので、とりあえず細かいペースアップでも必ずチェックして乗り遅れないようにだけ注意する。すると6周目にオッペイ君の少し前を走っていた東京大の選手がじわっと飛び出しオッペイ君との差が広がった。チェックしていた選手では無かったが、すかさずその穴を埋めつつ僕も飛び乗る。背中でオッペイ君に勝負どころだよとアピールしながら・・・。先頭集団から落ちて来た数人を抜きながら「一緒に行きましょう」と声をかけるけど、誰も乗って来こない。先頭交代のタイミングで後ろを見ると2人で抜けだした形。オッペイ君が来てくれてたら・・・と思うも集団との差は結構広がっていた。

観客から「30秒前に8位集団が居るよ」と教えてもらうと、最終コーナーを下った所でメインストレートを走る8名ほどの集団を見つけた。東京大の選手がとても強く、グイグイ牽引されて1号橋を過ぎ登りに入るともう手が届きそうなところまで追いついた。

そして最初の上り坂を超え、下りを2人で回しながら2号橋を越え登り返しの所で第2集団にブリッジ成功。ホッとしたのもつかの間、東京大の選手がメチャクチャ強くて、追い付きざまに更にアタック。集団のペースが活性化し僕は3名ほどの選手と一緒に千切れてしまう。

東京大の選手はスペースの選手を引き連れて、そのまま第2集団も突き抜けて行ってしまった・・・。この辺りから先頭集団とのタイム差も広がらなくなり、完走できそうな雰囲気がしてきた。

第2集団からこぼれた3名で少し前に見えてる第2集団を追走しようと思ったけど、気付けば1人に・・・。パワーメーターを見ながら8Lapを単独で走っていると、1号橋を過ぎた所で第3グループに追い付かれて合流。周りを見ると、かなり人数が絞られて10名ほど。青いジャージが多くてチラッと振り返っただけでは、オッペイ君と岩波さんが居るのかどうかわからない。最初の上り坂を登っていると400mほど前に第2グループが見えて僕が居る第3グループも積極的な走りになる。

その後も前の集団からポロポロと何人か落ちて来て、僕も先頭集団に乗ったらこうなってたのかな?なんて思いながら先頭交代をしながら追う。そして、9周目の最初の坂で追いつける距離になり一気にペースアップ。僕の前には4人走っていて、3人がペースを上げ先に第2集団にドッキング。僕の前を走っていた選手は中切れをしてしまった。その選手の左斜め後ろに付けて居た僕は、左コーナーで抜く事が出来ず中切れを埋める事が出来なかった。すかさず「ここが正念場だよ」と声をかけると前の選手のペースが上がって下りに入る前に無事ドッキング成功。時にはライバルに発破をかける事も効果的。

10周目に入った所でも先頭集団との差は広がらなかったので、完走はできそうだと確信する。「8位集団だよ」と観客の声が聞こえ、先頭集団は結構絞られた様子。確かに周りを見ると、オーベストの西谷選手やなるしまの強い選手もいる。とりあえず千切れる事はなさそうなペースなのでパワーを見ながらマネージメントして行く。

登り区間は坦々とFTP位でクリアして、最終ラップは一気に集団がペースアップした。集団の中腹で待機しながら2号橋を過ぎて登り返しに入ると、集団が更に殺気立ってペースアップしたので、後方に下がりワットを見ながら300wでゴールまでダンシングで走り、垂れてしまいペースが上がらなくなった選手を数人パスしながらゴール。

2号橋からゴールまでは、2分314w。

*写真は@Zaikouさんから提供していただきました。


「先頭集団に残る」と言う目標は達成する事が出来なかったが、為したい事はとりあえず全て試す事が出来た。自転車の進ませ方だったり、脚の休ませ方や位置取り。あとは最低限と思っていた完走。登りが楽に走れたのが良くて、もう少しペースが上がっても対応できそうな感じ。

本当に辛かったのは、最初の3周までで後は大体冷静に回復させながら上手く走れたと思う。ギアのチョイスも良かった。初めてのコースでのレースとしては良くできた方だと思う。それでもやっぱりL5の持続力が無いのは相変わらず痛感した。それで先頭集団に残れなかった訳だし・・・。

継続してL5とFTPアップのメニューに加え一番大切な自転車を前に進ませると言うこの3つを重点的に練習して行く。

リザルト


レースより帰りの運転の方が疲れた・・・。


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