利根川TTを振り返る

今回で2回目の出場だった利根川TT。20キロのド平坦路を自分の力だけで走る競技。

色々な方がアップしてくれた表彰式の写真を見ても、僕だけ枝のような細い体と脚で恥ずかしい・・・。枝のような脚でも努力次第では速く走る事ができるみたい。自分でも驚いているのだけど。

僕の走りを自己採点するとしたら80点。後で色々な方から撮って頂いた写真を頂きそれらを見る限り、もっとドラッグを減らす方法はあった。4月末に全日本選手権があり、そちらに重点を置いて練習していた事で、利根川TTまでにTT練習ができたのは2週間。その短い中で全日本の疲労回復とロードからTTへのスイッチには時間が十分ではなかった。

それでも、ここまでのタイムとスピードが出せたと言うのは、九十九里波乗りタイムトライアル以来しっかりと練習してきた成果が出た。後で思い返せば、「あの時こうしていたらもっと速かったかも?」とか思うのだけど、その時の状況を冷静に考えればその時はその時で必死に走っていたからそれどころではなかった。

そんな状況だからこそ日々の練習が生きてくる。ロードレースもしかり。

20キロを走るのに消費したドリンクは300cc位で30分弱のTTレースとしてはかなり飲んだ方だと思う。TTレースやヒルクライムレースではドリンクを飲む事でリズムが崩れたり出力が低下する事を嫌う人もいるけど、しっかりと水分を補給する事は相当重要。だから競技中にドリンクを飲んでもロスしない方法も相当研究した。エアロボトルの抜き差しの練習も相当した。そう言った色々な細かい要素を積み重ねて0.001秒を刻んで行く作業はオートバイレースと共通する。そういった一つ一つが速く走る為にはとても重要。

そんな細かい事の積み重ねが、昨年の記録を1分25秒更新する結果につながったのだと思う。逆を返せば去年は僕の意識がどれだけ低かったのか?という裏返しでもある。

レース後シナジーの田中さんから「どんな練習してきたの?」と聞かれ、浮かれて答えたが後々冷静になって考えてみれば、九十九里の時に指導頂いた練習を坦々と続けていただけだった・・・。田中さんが「僕と同じだね」なんて言うので、僕の練習は間違ってなかった!なんて思ったりしたけど、当たり前だっ(汗)。

でもこうして速くなれる方法を聞いたり教えてもらえる仲間が僕の周りには沢山いると言うのが今回の好成績につながった事は間違いない。今回も田中さんから沢山の事を教えてもらった。ポジションの出し方とか走ってる時の意識とか。共通している部分が多かったのでここまでは間違いでは無いと思う。でももっともっと研究する必要はある。


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