野生の王国

日曜練習

■ 2009年03月15日 130キロ。

日曜日は昨日のエントリーにも書きましたが出発直前にボーラのスポークが折れている事が発覚し、テンションが下がったもののコスミックカーボンに変えて出発。
走ったコースは土曜練習コース、三珠→鳥坂峠ウッドストック側に下り→広域農道を2周。朝7時過ぎに出発。日差しは暖かかったが空気は冷たく、少し軽装過ぎた事を後悔しつつ三珠へ140号を南下。三珠から登り区間に入ると寒さが増して来てキツイ。金曜はあまり走れて居ないし、土曜日は温泉で回復させたので脚は調子が良いのだけど、なんせ寒すぎる。谷風も吹き下りていて向かい風区間があったりで心拍も上がり気味。精進湖線に入り芦川方面に向かう方は風が無くて走りやすい。途中村のおばちゃんに、「あらカッコイイわぁ〜」なんて言われて照れる。恥ずかしいけどヒルクライム区間でスピードが出ないので頭だけペコリとして練習続行。頂上地点で約45キロほど。下りは鳥坂峠のトンネルから8キロほどなのでピューッと下って農道へ。この8キロが死ぬほど寒かったけど・・・最高速は72キロ。1周の所要時間は2時間でAvはちょうど25キロほど。


(谷沿いの道は2車線の広い綺麗な道路。車は殆ど来ない。)


(登ってきた谷を頂上から見た風景)

農道を少し走って途中にある境川セブンイレブンで休憩&補給。山崎春のパン祭りと言う事で?120円くらいの小さめのパンとコーラ(ミニボトル)甘酒を買う(計460円位)朝ごはんをガッツリ食べてきたので補給はこれでおしまい。

2周目に出発。1本目はウォームアップを考えて平らな140号で三珠まで行ったけど、ここからはアップダウンが続く農道で三珠まで行く。この日はローディと良くすれ違う。2周目は気温も暖かくなって走りやすい。テクテク走っていると、左の崖からガサガサ!と音がしたと思ったら、目の前に3つの大きな物体が落ちてきた。その物体は僕の目の前を横切りガードレールをくぐって左側を流れる川にダイビング!(落差4mほどの崖)そのまま川に落下して対岸まで泳ぎ、谷の反対側の山に消えていった・・・。一瞬の出来事でしたが、そいつの正体は大きなイノシシ!半端じゃなく大きなイノシシ1匹と1回り小さなイノシシが2匹。あんなのが突撃してきたら普通に死ねるな・・・。と言うかイノシシってあんなに大きいんですね。猟師はあんなイノシシを撃っているのかと思ったら撃った後どうやって運ぶのか心配になりました。左の崖から道路に落ちてきた時の地鳴りも凄かったけど、川に飛び込んだ時の水しぶきと音も凄かった・・・夏になったらクマも出そうだ。そんな貴重な体験もありつつ、違う意味で心拍が上がりました。

2本目は暖かくなって来たと言う事もあってとても快調にサクサク登って鳥坂トンネル到着時で95キロ。殆ど登りなので一人で走っても追い込めて良い。2本目は8キロの下りも暖かくて全然寒くなく気持ちよく下り、農道を右左口(うばぐち)まで走ってスプリングウインドウ230(自転車屋)へ。チェーンを交換して、ボーラの修理相談。お店から自宅までの13キロは交換した7900の変速テストをしながら。

外した7800のチェーンは4000キロ近く乗ってるけど、まだまだ使える状態と言う事なのでフェルトに入れよう。

花粉症

今年花粉症デビューしたと思っていたけど、どうやら違うみたい。昨日も杉林の中を走ってきたけど全然平気だったし、ここ1週間ほど花粉症の症状が出ていない。寝起きや午前中は目の中に違和感があったり、鼻水が出たりする事が有るけど、朝起きて目薬を刺して鼻をかめば1日マスクも薬も無しで平気。きっと僕がアレルギー反応を起こしているのはスギ花粉では無いようだ。あくまでも予測ではあるが、黄砂に反応している気がする。
何はともあれ最近は快調なので良しとしよう。

パリ〜ニース

総合優勝はなんとケスデパーニュのLLサンチェス!早くもケスデパーニュが大きなレースのタイトルを取った。今年のケスデパーニュも強い!。この調子で3大グランツールも頑張って欲しい。
そして6ステージまで総合トップだったコンタドールは、2007年パリ〜ニース以来の2勝目ならず。あんなに強いコンタードールでも7ステージのような状況になってしまったらどうし様も無いのだな・・・と少しショックを受けました。
最後の1級山岳までトップグループをキープしていたコンタドール。このときの集団のメンバーは、コンタドール・サンチェス・Fシュレク・シャヴァネルフォイクト・コルムの6名。コンタドールから見れば全員総合首位を争う相手なだけに誰がアタックしても絶対についていかなくてはいけない状況。1級山岳が終わると一旦下って3級山岳を登りゴールと言う設定で、1級山岳の下りはLLサンチェスがアタックするのは間違いない状況。コンタドールはこれに反応できなければ非常に不利な状況になるのは明らかでした。
予想の通りLLサンチェスがツールドフランスで個人優勝した時のように下りでスピードを上げてコンタドールを引き離しにかかり、コンタドールは徐々にLLサンチェスから千切れてしまいます。コンタドールは総合2位のLLサンチェスを追わないと総合争いで不利になるため懸命に追いますが、Fシュレク・シャヴァネルフォイクト・コルムはコンタドールが落ちてくれれば自分たちの順位が上がるためコンタドールの前には出ず、コンタドールに引かせます。コンタドールは誰もLLサンチェスの追走をサポートしてくれない状況の中で、とうとうハンガーノックになってしまい、Fシュレク・シャヴァネルフォイクト・コルムに捨てられ、大きく後退してしまい、結局LLサンチェスから2分45秒も遅れてゴール。(コンタドールに引かせたFシュレク・シャヴァネル・コルムは50秒遅れ、フォイクトは56秒遅れでゴール)
個人総合でLLサンチェスが2位に1分9秒の大きな差をつけて個人総合トップに!2位はシャヴァネル。3位がFシュレク。トップから1分21秒遅れ。コンタドールは4位に後退し沢山あった貯金も使い果たし1分50秒も遅れてしまう。
最後の6名に絞られた時点で全員チームのアシストは居なかったが、総合1位だったコンタドールがLLサンチェスから遅れた時点で、無言のコンタドール包囲網が出来てしまった。コンタドールを持ってしても一人でレースを戦う事は不可能。もしここにアスタナのメンバーが一人居れば・・・もしくは逃げたのがLLサンチェスでなければコンタドール有利にレースが運んだに違いない。チームの力と7ステージの状況を上手く読み利用したLLサンチェスが総合優勝という記憶に残る大逆転レースだった。



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