快適自転車

夜練習

■ 2009年04月27日 50キロ。

前日の疲れが残っていたので距離は伸ばさずメリハリをつけた練習。昼間に強く吹いていた風は夜練習の時間にはぴたっと止んだけど、メチャクチャ寒い・・・。気温自体はきっと10度は超えてたと思うけど、なんせジャージが春物だし手袋は薄手だから寒い寒い。辛かった冬練を思い出しました。ふ〜辛かった・・・寒さもだけど、パリに乗った翌日は特にフェルトの進まなさと重さに萎えるなぁ・・・。チャント整備しなくちゃ。

快適仕様

日曜日にパリにのって思った。この自転車快適すぎる・・・。っていまさら?って思われるかもしれないけど、最近色々パーツを変えて初めてのロングだったから特にそう感じたんだと思う。

  • 快適要素(乗り心地)。
    • 1)ハンドル。

ヒルクライム仕様のハンドルとしてタイオガ・カーボエルゴロードを購入した。金額は2万円チョットとカーボンハンドルとしては、かなりリーズナブル。実際計った重量でも200gと軽量だし形状もとてもシックリ来る。以前使っていたタイオガのTフォース-エルゴ(アルミ)より若干ドロップが深いけどそんなに大きく形状が変わらないと言うのが影響している。
このハンドルは非常に振動吸収性が良い。ブラケットポジションと上ハンを使って走ると高級車に乗っているようである上にしっかりとした剛性感もある。だけど、下ハンは逆にグニャグニャ。振動吸収性が良いとかいうレベル以前に、ハンドルがグニャグニャ動いてしまって荒れた路面ではバランスを取るのに気を使うほど。下ハンを持つ場合は出来るだけブラケットに近く剛性の高い部分を握るようにしないと引き手・押し手が使えない。
スプリントには全く向かないヒルクライム専用のハンドル。

    • 2)ホイール。

やっぱりコスミックカーボンは乗り心地が良い。乗り心地の良さは空気抵抗を極限まで抑えるために採用されたハブからホイールカバーまでずっと平らに作られたスポーク。剛性と軽さを捨ててここまで空気抵抗に拘ったホイールを作るか?と思うくらい空気抵抗に拘った仕様。それゆえに、重く横方向の剛性が非常に低い。登りでダンシングすれば左右に大きくたわむみ、ゴーゴーとエアロカバーが大きな音を立ててウルサイ。でもその代わり高速になればなるほど重さを超越する空気抵抗の良さを発揮するし一定なパワーを伝え続けると脚にもやさしい。
コスミックカーボンが重さの割りに走るので、ホイールは重い方がスピード維持が楽になると言う勘違いまで当たり前の話として耳にする事がある位。加速やスピード維持(入力を増やす&続ける)のには軽い方が絶対的に有利なのだけど、時に空気抵抗はホイールの重量による負担よりも大きくなる。スポークは自身が回る速度と走行風を受ける風があるのでホイール上面では速度の2倍空気抵抗が発生する。通常のホイールが40キロの速度で走った場合、スポーク上面は80キロの抵抗を受けることになるが、コスミックカーボンはエアロカバーの中までエアロ形状のスポークなので、通常のホイールよりも非常に空気抵抗が少ない。40キロで走ってても通常のホイールに比べて30キロの抵抗だと仮定した場合ホイール上面のスポーク抵抗は60キロで通常のホイールよりも20キロ分抵抗が少ない事になる。この空気抵抗の良さが、重さから来る走行抵抗を超越する理由。ただ、走行抵抗が軽くなるまでの負担は当然大きいわけで、ずっと巡航できればいいけど、信号で止ったりカーブで減速したりすると、その恩恵を受けられる速度まで上げるための負担は非常に大きい。
特に横剛性が低い事も災いして一気に加速しようとすればするほど力は逃げてしまう。荒れた路面から来る振動吸収性は良いし、関節にはやさしいのだけど・・・。
 

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