ペダリング

夜練習

■ 2009年05月12日 70キロ。

同僚もMt富士ヒルクライムに向けて気合が入っている。最近はAvが26キロを超えてきても坂で千切れない。相当速くなっている。むしろ前を引く僕がキツイ・・・。
高回転ペダリングを意識して、クルクルクルクルひたすら回して走る。最初の頃は息が苦しくて全然ペースが上がらなかったけど、その頃と比べると最近は回転を意識しても踏んでもあまりペースが変わらなくなってきたと思う。
いつも走っている緩斜面で僕がテストした結果を紹介します。普通に走ると105rpmで30キロのペースで走っていた緩斜面。高回転にしようと思ってギアを一つ落とすと、落としてすぐは30キロをキープし120rpmほどに上がるが、徐々に下がってきて、また105rpm程度で落ち着く。速度は27キロにおちて・・・。これは自分は30キロで巡航する出力が出せるにもかかわらず、回転で出力が出せないので出力が落ちてしまっているのだと思う。ギアを1つ上げればまた30キロに上げられるのだ。当然心拍数を無視して力いっぱい回せば120rpmをキープして速度もキープする事はできる。でもそれば焼け石に水で、すぐに乳酸が貯まって27キロもキープできなくなってしまう。
この事から、僕が高い回転数で最大の出力を出せる最大回転数は105rpmなのだろうと推測する。高回転で出力を安定して出せるようになれば低付加で少ないエネルギーで長く走る事ができるはず。

そんな事を考えながら夜練習をしていたら、残り5キロ地点で雨が降ってきた。

積み重ね

僕は去年のMt富士ヒルクライムで自分のペダリングの問題点を見つけて以来ペダリングとフォームに拘って練習を続けている。基本的にその時に考えて実行した事を変えずに同じ練習をし続けそろそろ1年になる。
色々経験してくれば新しい発見や新しいテクニック。熟練度も増す訳だから色々状況が変わってくることは当たり前だけど、根本の基礎となっている部分は1年前の考え方から何も変わっていません。ポジションも基本的には何も変わっていなくて、変わったと言えば以前よりも上半身が鍛えられて来て前傾姿勢を長く取れるようになった事によってハンドルが下がった事。下がったと言っても去年の富士ヒルクライムから比べて10mm程度です。

今のペダリングに移行した頃は、高付加トレーニングでケイデンス回転数を50rpm程度になるように重いギアを使い、丁寧に体に覚えこませる作業を3ヶ月やりました。そして今は高回転で回せるようにトレーニングを続けていますが、ペダリングはどちらも変わりはありません。回転数が違うだけで入力ポイントは一緒です。
回転数を回すために高回転用ペダリングに変えてしまう人も居るかもしれませんが、それではダメなんじゃないか?と思っています。40rpmでも130rpmでも変わらないムラの無いペダリングが理想なんだろうな。


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