バランス

夜練習

■ 2009年05月26日 70キロ。

昨日の疲れを引きずりつつも気合を入れて。もう富士ヒルクライムまで時間が無い。しかし調子は走るたびに上がっているのを感じるし、力もぐんぐん付いてきているのが体感できる。今はまだ走れば走るほどに速くなる。それを感じながら走ることが楽しい。
しかし力が付けば付くほどに短い距離や時間では大した練習にならない。脚をいじめ抜いていじめ抜いてやっと練習したと言える疲労を得る事が出来る。普通だとなるべく疲労しないように生活するんだけど、自転車に乗るとそんな生活とは全く逆になります。食べるものにも注意するようになるし。
坂道を利用すると短い時間と短い距離で大きな負荷を得られて効率が良い。自転車は闇雲に負荷をかけてもなかなか速くならないし痩せないというのは今まで色々経験してきた事。心肺機能と筋力のバランスが大切。でも今持っている心肺機能で動かせない量の筋肉が付いていてもそれは機能しない筋肉となってしまうから、まずは心肺機能強化、そして筋力UP、これが効率よく速くなる秘訣だと感じます。
僕は普通の格好をしていたら到底自転車に乗っているとは思われないほど足に筋肉が無のですが、それでも、見た目で明らかに僕より筋肉を多く持つ人を坂で抜く事が出来る事が良く有ります。そんなところから感じる事は、自転車競技や持久力競技では、使えない(使わない)筋肉は極力無い方がきっと良い。
自転車競技の肝は「バランス」
食べる事・練習・私生活・その他色々な事。闇雲にしていたら微妙な上に成り立つバランスを取る事は出来ないと感じます。

ヒルクライムとロードレース

自分自身を客観的に見て、僕はヒルクライマーでは無いと感じます。まぁ日々のトレーニングがヒルクライムを全く意識していないし、最終的な目標はサーキットエンデューロで勝つこと。要はロードレーサーを目指して日々の練習をしているわけですが、現時点で一番良い成績を残せる可能性の高いレースがたまたまヒルクライムだったので、ヒルクライムも頑張っていると言うのが今の状況です。
ロードレースは強い人が必ず勝つと言うレースじゃ無い所が魅力だと思います。当然ロードレースの醍醐味である駆け引きに参加する資格を得るためには強くなる必要がありますが、そこまでの努力をすれば展開を読む事やチームワークで実力差を埋めることが出来、チーム力が勝負を決します。
その反面ヒルクライムや個人タイムトライアルは強い人・実力の有る高出力を維持し続ける事の出来る人が必ず勝ちます。単純に他の誰かと自分の実力を比べる事が出来るし、過去の自分とも比べることが出来ると言う点に面白さを感じます。

クローズドサーキットで開催されるエンデューロレースでは登坂力をあまり必要とする事がありませんが、ツールド沖縄のようなロードレースは登坂力も無ければレースをさせてもらえなくなる事が予想できます。坂で消耗しないレーサーにならなくては強くなれないのだろうな。


にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
 ブログランキング!ぽっちと応援宜しくお願いします!