コスミックカーボン

練習

■ 2009年07月16日 70キロ。

昨日書いたとおり、通勤用フェルトの練習用タイヤがバーストしてしまったので、いつものAクラスのホイールに変えて始めてコスミックカーボンで練習。坂ではやっぱりホイールの重さが脚に来るが、下り坂など速度が30キロ以上を超えると違いが分かってくる。

いつものAクラスのホイールでは速度を上げていくに比例して脚が辛くなってくるのに対し、コスミックカーボンでは、スルスルと速度が上がってAクラスと同じくらいの負荷で速度が2〜3キロ違う感じがする。乗り心地も良いしアルミフレームのフェルトが中級グレードのカーボンフレームか、FP2クラスのちょっと高価なフレームになったような感覚。

ただ、フェルトF85+コスミックカーボンの特性は僕の走り方に合っていなかった。

僕は、軽いギアをクルクル回して回転出力で速度を上げる走りを得意とする。速度が40キロ以上で走るようなときは大体ケイデンスは105程度回っているのだけど、フェルトF85+コスミックカーボンでは、F85+Aクラスホイールに比べてフレームとホイールの反応が速すぎてペダリングがスカる。感覚的な事を書いているので理解できない人も多いかもしれないけど、高回転ペダリングでは、フレームとホイールが求める踏んで欲しいタイミングの波長に合わないと感じた。

150rpmとか170rpmとかのケイデンスに挑戦した事があれば分かるかもしれないけど、スカスカで前に進まない。あの感覚のもっと微妙な感じと思ってもらえれば分かりやすいかもしれない。

なのでいつもは100rpmオーバーで走るような場所も、85rpmになるくらいにギアをかけて行って、踏みしろを長くする感じで、ぐーーーっとホイールに力を貯めてホイールを若干たわませるようなイメージでペダリングしていく方がスムーズに進む。

ピナレロパリカーボンに比べてF85は入力に対してホイールに伝わる力がダイレクト過ぎて高回転ペダリングではタイヤが地面を蹴りエネルギーが消費され、タイヤが「もっと進む力を欲しいよ〜」と言っているタイミングに対して脚で入力する力のタイミングがずれる。その反対に、低いペダル回転数でホイールに力を貯めて反発させるように力を溜め込むような走りにするとタイヤが地面を蹴り上げるタイミングに上手く入力できる感じがする。

感覚的な話で、力学的になんの根拠の無い話だけど、僕が感じた感覚としてこんな事を感じました。ピナレロパリの場合は力をホイールに貯めるような走りをしなくてもフレームに貯まる感じがします。だからピナレロパリ+コスミックカーボンでは高回転ペダリングでも波長がずれるような感覚が無かったのかも。


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