平日だけど走る

練習

■　２００９年０８月０３日　２３０キロ／８時間２５分。

今年のお盆休みは短いしＩＳＯ関連の仕事もひと段落したので有給休暇を取る。ちょうど月曜日は光王子君が休みの日。なかたに君も休日出勤明けで休みと言うことで夏休み中のオッペイ君とみつみさんも誘って練習へ。朝７時半スプリングウインド２３０に集合。今回のメンバーは、なべっち・たくちゃん・光王子君・なかたに君・オッペイ君・みつみさんの６名。平日なのに（笑）。

自宅を出発した時には霧雨のような雨がぽつぽつと降っていたけど、西の空が晴れていたので天気は心配なさそうだ。とりあえず暑いのは嫌なので曇っている東方面に出発。平和通りを抜けて１４０号で塩山を目指す。しかし、甲府は通勤ラッシュで走りにくい・・・。注意しながら１４０号に出て、フルーツラインに入ったところでぴたっと車との遭遇率が下がる。田舎万歳！畑の通勤ラッシュは明るくなるのと同時なのだ（笑）。

フルーツラインを登り、ぴゅーっと下って塩山駅の前を抜け、勝沼のフルーツライン（農道）に入って甲府盆地南側の山沿いを沿うように走り、甲府盆地をぐるーっと半周し、韮崎のみどりや食堂まで。この時点で走行距離は１０５キロほど。時間は丁度お昼の１２時だったけど、みつみさんは減量中と言うことでお昼は食べずに来た道を戻りスプリングウインド２３０へ。この時点で走行距離１５５キロ。走行時間は丁度６時間ほど。

みつみさんはこれで練習を終えると言う事なので別れ、残りの５人で（また）「がんちゃ」のラーメン。５人でラーメンを食べて、タクちゃんは仕事に戻り、残りのなべっち・オッペイ君・光王子君・なかたに君の４人でもう少し練習する事に・・・。

お昼を食べてゆっくり休憩もしたので、もう練習終了モードだったけど、疲れた体に鞭入れて、いつもの夜練コース７０キロ＋αへ３人をご招待。相当嫌がられたけど強引に引連れて出発。４人はへとへとで会話もなく、坦々と農道の上り下りをクリアしていく。そして万力公園の辺りでやっと２００キロを突破。石和駅の辺りで光王子君となかたに君は練習を終えると言う事でお別れ。オッペイ君と２人で残りの７０キロコースを走る。

平和通りを下り、スプリングウインド２３０の前を通過した所で、オッペイ君ともお別れし、残り１０キロの自宅までがんばって走る。道路は帰宅ラッシュで混み始めていたので注意しながら。しかし通勤ラッシュと帰宅ラッシュの両方に遭遇するなんて、どれだけ自転車に乗りっぱなしなんだ？と思う・・・。あほだ・・・。

そして無事に帰宅。体中が塩でジャリジャリする。

今月に入って３日間ですでに５１０キロを走ってしまった・・・。目標走行距離２０００キロの２５％を完了！はやっ！！！。まぁ今月末に乗鞍があるので、調整期間前にできる限り乗っておこう。

オッペイ君とタクちゃんは、今日もみつみさんに８時間引きずりまわされるらしい・・・。恐ろしい・・・ガクガク。

意外と

８月１日に１７０キロ。２日に１１０キロ。３日に２３０キロ。昨日走り終わった後は、今日の筋肉痛に怯えましたが、意外と今日も２００キロ以上走れちゃうぞ！と言うほど快調で出勤しました。

３日間とも終始ＬＳＤ走行に徹した結果、筋肉への負担はそれほどでもなかったようです。

ＬＳＤとはＬｏｎｇ　Ｓｌｏｗ　Ｄｉｓｔａｎｃｅ（ロング　スロー　ディスタンス）の略で、低強度運動を長時間続けるトレーニングと言う意味です。トレーニング効果としては末端の組織に赤血球を運ぶ毛細血管を強化し、毛細血管網の血液運搬能力を向上させ”総合的”な有酸素運動能力の向上です。

ＬＳＤは運動能力を高める上で土台となるトレーニングなので、ＬＳＤ無しに（血液運搬能力の向上無しに）強度をあげたトレーニングを行っても、その効果は低く時間を無駄にしてしまう事が多いと言われています。

なので、１か月の目標練習時間に対し、練習時間が少なかったが、強度の高い練習をしたから、少ないその分を補ったと言う考え方はトレーニングとしてほとんど「無」です。強度の高いトレーニングを取り入れていくならば、目標としているトレーニングをこなした上で強度の高いトレーニングを折り混ぜて行かなければダメなのです。むしろ強度を上げたトレーニングに時間を割くくらいなら、ＬＳＤに徹した走りを積み重ねたほうが持久系スポーツには大きな効果を得る事が出来るのです。

具体的なＬＳＤの効果としては、高い強度の連続した運動時間を伸ばす事ができます。心拍数１７０だと数分で息切れを起こし乳酸がたまってへばった体も、心拍数１７０でずっと運動し続けられるようになるのです。これは特にヒルクライムで有効です。ヒルクライムの練習は山を走るのが良いと思いがちですが、ヒルクライム能力を上げるのにはＬＳＤが最も有効です。（坂でのシフトチェンジやペダリングスキルは別として）

ＬＳＤは練習での故障も少なく、練習時間も長く取れるので非常に良いトレーニングです。しかし、ある程度長い時間乗り続けなければならないため時間に余裕がないとできないと言うデメリットもあります。

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