ギアレシオを考えてみる

休み

■ 2009年12月07日 0キロ/0時間00分。

疲れている感がある事。仕事終わりで用事がある事。などをふまえ練習を休む決断をした。
同僚は、フルーツ公園ヒルクライムアタックへ。10分30秒ほどだったらしい。僕より1分45秒ていど遅いだけ。なかなかやるなぁ・・・。同僚も速くなってる。


富士チャレ200以降気になって居たギアレシオ。フロント50−34とリア12−25のスプロケットセットではギアが足りないと感じ、富士チャレ以後練習として取り入れているスプリント練習の場面でもギア比に多少不満を感じる。

富士チャレではインナーを使うことは無く、アウターギアのみで走り切った。これはこれでチェーン落ちの心配がなく良かったと感じるのだが、50−12Tではトップのギアが足りなかった。

今考えているのは、ノーマルクランクを導入するか?それともリアカセットで対応するか?。

今年の富士チャレ200を振り返ると、登りが比較的厳しい富士スピードウエイにおいて、50/12-25で200キロを問題なく走り切れたという事はこの範囲のギアレシオがあればサーキットレースではほぼ問題ないと言って良いと考えられる。


コンパクトクランク→ノーマルクランクに変更した場合のレシオ。

12 13 14 15 16 17 19 21 23 25
50 4.17 3.85 3.57 3.33 3.13 2.94 2.63 2.38 2.17 2.00
52 4.33 4.00 3.71 3.47 3.25 3.06 2.74 2.48 2.26 2.08


11−21又は11−23に変更した場合のレシオ。

11 12 13 14 15 16 17 18 19 21 (23)
50 4.55 4.17 3.85 3.57 3.33 3.13 2.94 2.78 2.63 2.38 (2.17)
34 3.09 2.83 2.62 2.43 2.27 2.13 2.00 1.89 1.79 1.62 (1.48)


最高速を考えた場合、52−12 < 50−11 と言う事は現状の不満点を解消するにはリアカセットに11Tを入れるのが手っ取り早くてリーズナブル。しかも11−23のリアカセットを選択した場合、ギアの飛び数が減りよりスムーズな変速で走れる。しかも軽量。上り坂区間ではインナーを使う事になるが、34−19で50−25と同じレシオである。しかも、50/12−25では間飛びしてしまう50−24・50−22・50−20のレシオがあり細かくギアを使って行けるので脚へのダメージが少ない。

デメリットとしてはフロント変速時に起こるチェーン落ちのリスク。

  • 52−12でケイデンス90rpmとした場合の速度は約49キロ。
  • 50−11でケイデンス90rpmとした場合の速度は約52キロ。


今年の富士チャレでは、速度の速い区間では65キロ。ストレート区間で55キロほどの最高速がでていたので

52−12で65キロ出た場合のケイデンスは、約120rpm。ストレート区間の55キロでは、100rpm。
50−11の場合は、65キロで約115rpm。ストレート区間の55キロ時は、約95rpm。

ちなみに・・・

52−11の場合は、65キロで約110rpmでストレート区間の55キロ時は、約92rpm。


結果、コンパクトクランクでも11Tを入れることによってかなりの改善ができる事がわかった。しかし、サーキットレースにおいてレシオ2.00以下はほとんど必要がないという事を考えると、やはりノーマルクランクの方が使い勝手がよく、チェーン落ちなどのリスクを少なくすると言う意味でもかなり優秀。フロントギアが39Tの場合2.00のレシオになるカセットスプロケットは19T。21Tはコンパクトクランクの34−18に相当する。

一番サーキットレースに適しているであろうセットは52−39+11−21。少し保険がほしいとしても11−23あれば大丈夫であろうと思われる。

こうしてギアレシオを考えてみて、クランクを変えるべきか?カセットスプロケットを変えるべきか?どちらがリーズナブルなのか?悩んだ結果。皮肉にも両方変えるべきだという結論になってしまった・・・。

そして、カンパニョーロの11sは10sに対して相当アドバンテージが高い事も・・・。


<追記>
どなたか教えてください。
110mmピッチのコンパクトクランクに、110mmピッチの53Tもしくは52Tスプロケットと39Tスプロケットの歯を組んだ場合、何か不具合はあるのでしょうか?。
スプロケットの剛性など問題があるのでしょうか?教えてください。


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