僕のスバルライン攻略法

練習

■ 2010年06月02日 50キロ/1時間52分。

引き続き、富士ヒルクライムに向けて軽め。

4時に目覚ましをセットするも、またも起きれず・・・。最近軽い頭痛があったり、咳が出たりするのが気になって風邪薬を飲んで寝ているせいだと思われるが、まったく目ざましに気付かず起きたら7時過ぎで「あれ?」って少し状況を把握するのに時間がかかる。

夜練習は同僚と。向かい風が強くて少し走り難い状況だったが、レース前なので調子が良く流してる割にはペースが良い。坂もスイスイ登れるしイイ感じ。

いよいよレースだ。楽しみでもあり、不安でもあり。

走りながらレースのイメージを考えると、緊張して自然に心拍が上がる。オートバイレースをしていた頃に、スタートのイメージトレーニングをして一人会社のPCの前でこっそりと心拍MAXになって居たのを思いだす(笑)。

富士ヒルクライムに向けて

今年はスバルラインへ4回の試走へ行きました。

1回目は、ダメダメの結果で正直落胆した。1年間のトレーニングが間違っていたのでは?とまで考える位イメージとかけ離れた登坂力の低下にショック。

ホイールはボーラウルトラトゥで自宅から自走でスバルラインへ。

区間 タイム 最大心拍 最小心拍 平均心拍 距離 Av速度 Avケイデンス 平均気温
1 16m17s 174bpm 102bpm 169bpm 5.04km 18.6km 86rpm 24c
2 11m07s 175bpm 164bpm 170bpm 3.47km 18.8km 88rpm 21c
3 12m12s 173bpm 163bpm 168bpm 3.75km 18.5km 83rpm 22c
4 16m04s 174bpm 163bpm 170bpm 5.03km 18.8km 84rpm 21c
5 18m39s 171bpm 159bpm 166bpm 6.27km 20.2km 86rpm 21c
総合 74m19s 175bpm 159bpm 168bpm 23.56km 19.0km 85rpm --


2回目は、前回のダメダメな自分に喝を入れ、前回自走でのタイムアタックを改め北麓公園からスタート。2分半ほどのタイムUPを果たすものの、昨年の試走ベストタイムからはまだまだ遅い。北麓公園スタートにした割に思ったほどタイムが伸びず。

ホイールはボーラウルトラトゥ。

区間 タイム 最大心拍 最小心拍 平均心拍 距離 Av速度 Avケイデンス 平均気温
1 15m49s 168bpm 109bpm 163bpm 5.04km 19.2km 90rpm 20c
2 10m35s 171bpm 161bpm 166bpm 3.47km 19.7km 87rpm 15c
3 11m58s 169bpm 154bpm 162bpm 3.75km 18.9km 84rpm 18c
4 16m03s 167bpm 154bpm 161bpm 5.03km 18.8km 80rpm 8c
5 17m19s 168bpm 156bpm 163bpm 6.27km 21.7km 83rpm 13c
総合 71m44s 171bpm 154bpm 163bpm 23.56km 19.6km 85rpm --


3回目は、まこっち夫婦と一緒に西湖からスバルラインへ。県外からゲストが来た事でチーム員も気合いが入りイイ感じ。自分のタイムもやっと去年の試走ベストタイムに迫る70分台が出て一安心。なんとか去年と同じコンディションには持って来れた。去年は7850−C24で出したタイム。今年はボーラウルトラトゥで達成。ホイールを変えれば更なるタイムUPか?と気持ちが楽になる。

ホイールはボーラウルトラトゥ。

ラップ 時間 ラップタイム 最大bpm 平均bpm 最小bpm 距離 km/h Avケイデンス 気温
1 0:15:27.9 0:15:27.9 176bpm 170bpm 121bpm 5.048km 19.6km 88rpm 23c
2 0:26:09.1 0:10:41.2 176bpm 170bpm 163bpm 3.465km 19.5km 79rpm 21c
3 0:37:48.2 0:11:39.1 171bpm 167bpm 161bpm 3.763km 19.4km 77rpm 23c
4 0:53:18.2 0:15:30.0 170bpm 166bpm 160bpm 5.021km 19.4km 78rpm 14c
5 1:10:41.5 0:17:23.3 170bpm 165bpm 160bpm 6.257km 21.6km 80rpm 19c


4回目は、週末の天気が崩れる予報だったため急遽有給休暇を消化し平日に試走。北麓公園からスタート。ほぼ本番仕様で最後の試走に臨む。やっぱりホイールの軽量化は偉大で走りの軽さと速度の乗りが違う。ベストタイムを2分以上更新し、良いイメージで最後の試走を終えた。

ホイールはWH7850−C24TU。

ラップ 時間 ラップタイム 最大bpm 平均bpm 最小bpm 距離 km/h Avケイデンス 気温
1 0:15:35.0 0:15:35.0 174bpm 169bpm 110bpm 5.046km 19.4km 85rpm 21c
2 0:25:46.4 0:10:11.4 175bpm 172bpm 165bpm 3.460km 20.4km 84rpm 17c
3 0:37:06.6 0:11:20.2 174bpm 170bpm 164bpm 3.748km 19.8km 80rpm 21c
4 0:52:07.5 0:15:00.9 174bpm 169bpm 165bpm 5.027km 20.1km 79rpm 21c
5 1:08:21.1 0:16:13.6 174bpm 169bpm 164bpm 6.241km 23.1km 78rpm 19c


今年4回の試走をして、スバルラインタイム短縮のコツをつかんだ気がする。

スバルラインを1合目からゴールまでの5区間に分けてペース配分した場合、一番タイムを稼ぎやすい区間は、3〜4合目と4〜5合目の区間で、この区間は距離が比較的長めで平均勾配も緩い。ここでペースUPできるか?垂れてしまってペースが上がらないか?で大きく変わると感じる。

スタートから1合目は距離が長い上に勾配も比較的キツイ。ここで体力を消耗してしまうとスピードを載せやすい後半区間でタイムを落とす結果になるので1合目はバテないギリギリのペースでクリアする。

2〜3合目あたりまで到達するのには、すでに10キロ弱のヒルクライムを登って居るので心が切れがち。なので1〜2合目と2〜3合目は距離が短い。これを利用して、「次の看板までなんとか頑張ろう」と言う気持ちで登ると心が切れにくく、3合目を過ぎれば斜面が緩やかになってスピードが出やすくなるので気持ち的に楽になる。心を切らさない事が一番重要。諦めたらその時点でレースが終わる。

スバルラインには何カ所か7%を超える急勾配区間がある。決まってその先は長い緩斜面になる。これが意外と厄介で、急斜面を攻めすぎて、緩斜面で速度が乗せられなくなってしまう事が多い。しかし急斜面区間はそれほど長く無く、全体をみると緩斜面区間の方が長い。急斜面を速く走ろうとして緩斜面で速度が乗らなくなると、これも大きくタイムを落とす原因となる。

これが起こりやすい状況を考えると、急斜面で心拍を上げ過ぎた事により緩斜面区間で乳酸が溜まってしまい踏めなくなる&心拍があげられなくなる。急斜面区間を175bpmでクリアし、緩斜面区間に入って心拍が10bpm以上落ちてしまう場合は、脚に疲労を為過ぎてしまった場合に起こる。

これを防ぐ為には、急坂区間の80%は少し余裕を持って自分の疲れにくいケイデンスで走り、残りの20%はペースと心拍を少し上げてクリアし、そのままの勢いで緩斜面区間へ突入し少しずつケイデンスを上げて走ると、緩斜面での思わぬペースダウンを防げる事が分かった。急斜面区間ではこの攻めシロを残して走る事がスバルラインでは大切。

レースになると戦う相手とのペースもあるのでレースで実践するのはなかなか難しい点もあるかもしれないが、自分がどう走ったら垂れずに走れるのか?を知って置く事はレースの展開でもしもチャンスがあった場合有利になるはず。脚質や人の個人差によって違う点もあるかもしれないけど。


にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
 ブログランキング!ぽっちと応援宜しくお願いします!