鈴鹿５ステージ
レース
■ ２０１０年０８月２８日 ？？キロ／？時間？？分。
今回は、チームシナジーのメンバーとして、まこっちと２人で鈴鹿５ステージに参加させてもらう事になりました。
メンバーは、シナジーのポールさん・ガリさん・中條さん。そこにイナーメからまこっちとフォルジークからなべっちの５名で参戦です。
鈴鹿５ステージは、土曜日と日曜日の２デイのレース。初日はステージ１からステージ３までの３レースが開催され、ステージ１が２９．１キロのロードレース・ステージ２は２．２キロの個人タイムトライアル・ステージ３はチームタイムトライアル。
翌日曜日は、残りの２ステージ。ステージ４は、１１．２キロのショートロードレース。最後のステージ５は、４０．８キロの中距離ロードレース。
０時に自宅を出発。オートバイレース時代から通い慣れた鈴鹿までの道だけど、久しぶり。中央道で途中休みを取りながら走り４時に鈴鹿入り。駐車場に車を入れて少し仮眠を取り５時頃自転車を組む。
会場近くの有料駐車場に居るまこっち夫婦と合流。ほどなくしてポールさん・ガリさん・中條さんも合流。中條さんとお会いするのは初。挨拶もほどほどに、早速出走の準備をして試走へ。アップを兼ねた試走をガリさんと２周しステージ１のレースへ。
ステージ１（２９．１キロ ロードレース）
ゼッケン順にコースインしてスタートラインへ。僕たちのゼッケンは２６０番台なので中盤より少し後方。最初のコーナーは右へ曲がるタイトなコーナーなのでコース左側からスタート。今まで出場して来たレースのようにローリングスタートでは無いので序盤から一気にペースが上がる。しかし特に問題になるような事はナシ。
レースは混乱なく進み余裕もある感じ。
全部で５周のレースなので、３周目に先頭集団近辺まで上がって置いて、４周目は少し下がりながら温存。５周目で上げてポールさんをアシストする作戦。
序盤からガリさんが前に上がって居てくれているので僕は後ろでヒラヒラ走る。３周目に先頭に出て４周目に下がりながらチームメイトの位置とライバルの位置を確認。ポールさんはまこっちにしっかりと付いて居る。
最終ラップ。スプーンコーナーでまこっちにドッキング。近くにポールさんも居る。ヘアピンコーナーを抜けた所で、まこっちの前の選手がふらつき、まこっちがコース外に押し出されてしまった・・・。同時に僕も押し出され・・・。２人で失速。
ポールさんはイン側に逃げて先頭集団をキープ。デグナーのイン側からまこっちと２人で前方に上がり、ダンロップコーナー入口へ。まこっちは僕の目の前でポールさんは斜め右前方のコーナーイン側を一人で走っていた。
ダンロップコーナーに入った所で、「まこっち行くよ！」と声をかけて集団をアウト側からまくり、先頭へ。後ろを見るとポールさんが居たので、「後ろに着くように」と手で合図して一気に加速。まこっちは集団内で他の選手に邪魔され動けず前に上がってこれなかったみたい。
ダンロップコーナーから３コーナーまで先頭を引いて後ろを確認すると、僕の後ろには黄色のジャージの選手が居て、その後ろにポールさんで絶好の位置。３コーナーを抜ける所まで全力でスプリントして離脱。ポールさんは２番手で最終コーナーを抜けて行く。「ポールさん行けー！」と思ったら、先頭の選手とお見合いしてしまい、左右からスプリントをかけた選手にのまれてしまって１５位。
でも、エースを安全に上位でゴールさせる事が出来て良かった。
しかし、２コーナーまでで力を使いきった僕は集団内でゴール出来ず４０秒遅れ。仕事をしても最低限集団でゴールしなくちゃダメだと指摘され反省。これが後々の結果に響いて来てしまう事に・・・。
ポールさん １５位/まこっち ２４位/中條さん ３６位/ガリさん ８３位/なべっち １３４位。
ステージ２（２・２キロ ロードレース）
僕的に一番苦手な種目。スプリント力は無いし、スピードも無い。しかも距離も短く、長距離を得意としている僕としては一番憂鬱な種目。
だからこそ、エアロヘルメットにＤＨハンドルとエアロシューズカバーを用意した。
少し前にステージ１を終えたばかりなのでアップはナシ。軽く駐車場を走って、スタートダッシュの確認だけ。４７キロまで楽に加速出来たので調子は良さそう。
召集場所で近くの方と少しお話。まこっちの知り合いの方だそうで、待ち時間を退屈せずに済みました。
レースは４秒置きにスタートで僕は８２番目の序盤スタート。
注意点は、下ハンを持って低いフォームを維持しながらダンシングで走りギアを４回アップしたらＤＨポジションに切り替えて加速。
いよいよ僕の出走。慎重にクリートをはめてスタート。
自分でも良い感じに加速してストレートで前にスタートした選手をパス。最初の左コーナーでも２人ほどパスして下りへ。空気抵抗だけを意識して必死に踏んで最終コーナーはインベタ。ストレートもなるべく左側のゴールまで近い位置を必死に走る。前を走っている選手はダンシングでもがいているけど、僕は空気抵抗を減らす事に集中し、ＤＨポジションのままゴール。
サイコンの操作をミスって、手元でのタイムは分からず。３分位かな？って感じ。
ピットロードに戻って、後方スタートのまこっちとポールさんの応援。
ガリさんと中條さんがゴールして戻って来たので合流して結果を待つ。すると程なくして、まこっちとポールさんがゴール。ポールさんは暫定で１位と放送され、そのまま後続に抜かれることなく優勝。
ポールさん 優勝 ２分４４秒/なべっち １７位 ２分５６秒/ガリさん ３８位 ３分１秒/まこっち ７０位 ３分５秒/中條さん ８７位 ３分６秒。
意外な事に、チーム内２位・・・。ステージ１を集団内ゴール出来て居れば、チーム総合成績が更に上るハズだっただけにステージ１の結果が悔やまれる。
ステージ３（２３．３キロ チームタイムトライアル）
結果から書くと、やっぱり練習ナシのぶっつけ本番はダメ。全体的に反省の多いチームＴＴだった。
作戦は一番力のあるポールさん主体でコントロールし、僕ら残り４名でポールさんを休ませる作戦だった。
いざレースが始まると緊張のあまり視野が狭くなってしまい、知らず知らずのうちにペースが上がってしまった。相当速く心拍もＭａｘに近い状況にも関わらず「まだ余裕があった」と感じてしまうほど周りが見えて居なかった。
序盤でペースを上げてしまった中條さんが切れて離脱してしまい、残りは４人。それぞれ脚質が違うのと、午後になり風が強く吹いて来た事によりスピードの変化に惑わされてしまう部分と、コーナーで風に煽られ失速し合流するために無駄足を使ってしまうなど、細かいミスが重なりペースが上がらず・・・。
僕は、登りが得意なのでスプーンコーナーから先で余裕があるなど、それぞれの選手が得意な場所で前に出てしまうと後続が続けなくなるなど難しい。
しかも僕は最後周回数を１周間違えてしまい、３周目のストレートでペースを上げてしまった・・・。ゴールラインを抜けて、ペースダウンしたら「まだ後１周あるよ」と言われ急いで加速。まこっちの後ろにかろうじてドッキング。
あぶないあぶない・・・。
スプーンコーナー入口まで後ろで休ませてもらって復活。最後はポールさん・ガリさん・僕の３人で並んでゴール。グダグダなレースだったけど７位。ちゃんと練習すれば優勝狙えるんじゃないかな？。
シナジー ３３分３０秒 ４１．７１キロ。
これで初日は終了。
ホテルにチェックインして、夕食＆飲み。
ホテルに帰った後、ガリさんの部屋で飲み。
練習の事や考え方、色々自転車の話で盛り上がれて良かった。
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