鈴鹿5ステージ 2日目

レース

■ 2010年08月29日 ??キロ/?時間??分。

22時半就寝。5時45分起床。6時半から朝ごはん。ゆっくり食べて7時過ぎに鈴鹿へ。

本日の最初のレースは9時30分から。余裕があるので駐車場内を実走でアップ。多少疲れを感じるものの問題ないレベル。

ステージ4(11.2キロ ロードレース)

鈴鹿東コース(個人タイムトライアルと同じコース)を使ったショートロードレース。ポールさんの個人総合優勝は難しい状況なので、チーム総合順位UPを狙い、最低限集団内ゴールする事。

レースが短い事もあって全体のペースは速い。でも周りには疲れた選手も多く時折下を向いてしまっている選手が居るので、前方に上がって危険回避。なるべく集団が1列になっている辺りを狙ってポジションを取りつつ走っていると、3周を終わった辺りでポールさんが加速して先頭付近に来た。

そして下り区間で先頭に上がったと思ったら、最終コーナーをトップで抜けてスプリント開始・・・。

あれ・・・?周回数間違ってるカモ?(笑)。

5周目に突入しポールさんを抜き際に確認すると、出しきった顔。

「あ・・・ヤッテモータ」

そのままポールさんが集団から遅れてしまうアクシデント。

それでも、僕とまこっちとガリさんの3名が集団内ゴールした事でチーム総合成績は3位にUP。

まこっち 24位/なべっち 30位/ガリさん 93位/中條さん 115位/ポールさん 126位。

ステージ5(40.8キロ ロードレース)

鈴鹿5ステージ最後のレース。

結果から書くと、このレースで僕は初の落車を経験してしまった。

お昼にレースがスタート。周りには疲れて居る選手も多く、下を向いてしまう選手がちらほら。スタート前、僕の前に居た選手なんかは、クリートにガムが付いてペダルにキャッチ出来なくなっているし不安だ・・・。

序盤で早々に前に行こうと思っていたのだけど、2周目の中間ポイントを取りに行く選手でペースが活性化され、中盤の真ん中辺りに落ちてしまった。

3周目はペースが緩むだろうと考え徐々に前に上がった矢先、デグナーコーナーで前の選手が僕の右横に居た選手と絡んでしまった。

危ない!と思って進路を左に取ったのだけど、前に居た選手が左に転倒し、僕はその選手のヘルメットに前輪をヒットさせてしまい、前方にダイブ。顔面を路面にぶつけてしまい、意識が薄くなってしまった。

そんな中でも「起きあがらなくちゃ」と思って一度力を入れてみるものの。軽く状態を浮かすのがやっと。路面には顔から流れた血が広がって居た。

コーススタッフの方4名ほどが僕を持ち上げてコースサイドに運ばれ、少しして救急車で医務室へ。着ている物を脱がされ怪我の手当てをしてもらう。首筋を痛めたようで両腕に刺すような痛みを感じたのでソレを伝えると、頸椎を損傷して居る可能性があると言う事で、固定具をはめられそのまま救急病院へ。

レーパンだけの状態でタオルケットに包まれて病院へ。

顔の傷を洗う為に麻酔を数本撃たれ、傷をゴシゴシ・・・。僕は溺死するんじゃないか?と思うほど顔に消毒をかけられ、傷の説明を受ける。

「本来なら縫いたいのだけど、縫う皮膚が無くなってしまっているので、皮膚に変わるシートを当てておきますのでそれで様子を見てください」との事。傷跡は残ってしまうので、治った後整形外科で相談してくださいと言う事で、僕の顔がどのように仕上がるのか楽しみです(汗)。

一番心配だった頸椎については、レントゲンでも特に異常が見当たらないと言う事で、打撲と言う診断。少し休んだら痺れも取れて来て起きあがれるようになったので、一安心。

そこに、心肺停止で他の患者が搬送されて来て、医療現場は大忙し。レーパンしか着て居ない状態でベッドの上に放置され、どうしようか困って居たら・・・。

「もう治療終わったんで、支払いして帰ってもらって良いですよ」と・・・。

お金も無いし、携帯も無い。それに着るものも履くものも無い上に、ジャージの背中に入れておいた車のキーもジャージと共に行方不明。

病院の方が鈴鹿サーキットに連絡を取ってくれると言うので、少し待つ。

着て居たジャージやヘルメット・シューズなどは救急隊員が救急車の中に積みっぱなしで帰ってしまったらしく、1時間ほどして病院に届けてもらえた。
とりあえずジャージとシューズを着て、待合室で途方に暮れて居たら、ガリさんとポールさんと中條さんが迎えに来てくれて事無きを得る。

助かった・・・。

支払いはサーキットに戻り、保険証を取って来てきてからで良いと言う事で、一度鈴鹿サーキットへ。駐車場に戻ると、まこっちが僕の自転車を受け取って来てくれていていた。見た感じ大きな外傷はなくほとんど無傷。ただ自転車が一回転してリアから落ちたようでリアホイールが軽く振れていたのと、ブラケットが曲がってしまっていた位。

帰りは、まこっちが僕の車を山梨まで運転してくれると言う事でお願いして、僕はみずちゃが運転する車に乗せてもらい、鈴鹿中央病院へ。支払いを済ませて、山梨へ。

まこっち夫婦のおかげで無事山梨まで帰ってくる事が出来た。

こう言う事があると、一人で遠出してレースにでるのはリスクが高い。


レースの方は、僕以外のメンバーは無事完走。
中條さんも同じ所で落車してしまったそうだけど、大事には至らず無事ゴールしたみたい。

まこっち 18位/ガリさん 33位/ポールさん 72位/中條さん 138位/なべっち DNF。

チーム総合3位でレースが終了。個人総合はガリさんが21位でチーム内トップ。来年もリベンジしよう!と誓いました。


今回大変貴重な経験を積む事が出来ました。この機会を与えてくれたシナジーの田中さんを始め、ポールさん・ガリさん・中條さん・まこっち。

心から、ありがとう。

あと、中條さんがいつも僕の事を褒めてくださるので、なんかいつも気分良くレースができました(笑)。


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