シマーノ派?スラーム派?カンパはOUT OF GANCHU?

雑記

先日旅行したラスベガスで1人の中年男性とで会った。

彼はアメリカラスベガスで働く日本人。もう30年アメリカに住んで居るそうだ。

彼は僕の背負っていたドイターのリュックサックを見てこう言った。

アメリカでドイターのリュックは、なかなか手に入らないんだ。」

彼は、トレッキングを趣味として居るそうで、ドイターのリュックに興味深々だった。


「登山とか、トレッキングが趣味なの?」と聞かれ、「いや自転車が趣味で、ロードバイクに乗ってます」と答えると、意外な事にその中年男性も自転車に乗って居ると言う事で小一時間話が盛り上がった。

メインで乗って居るのはMTBでたまにはロードも乗るらしい。


アメリカ人の気質で、輸入品をあまり好まない事や、アメリカ人に合った自転車と言う点で、MTB・ロード共にスペシャライズドが一番人気らしい。次にキャノンデール。日本で人気のトレックはあまり人気が無いみたい。その原因は主に完成車が基本だからみたい。

コンポは、SRAM(スラームと発音するらしい)が一番人気。Shimano(シマーノと発音するらしい)は良いのだけど、MTBのコンポとしてはスラームよりも性能が落ちるから使ってる人は少ない。

アメリカの土地は、砂地でゴロゴロとした石が多い。繊細なシマノコンポではメカトラが起きやすく、リアディレイラーのデザインが石にヒットしやすく壊れやすい。

その点スラームは、アメリカの大地を走るのに適した作りになって居るそうな。

なるほど・・・。

と言う事は裏を返せば、日本のような粘土質の大地を走る場合、スピードは出ないしヒルクライム的な走りになるから、シフトは軽く操作できたほうがペダリングに集中できる。それぞれ開発した環境が違えば何処に重点を置くかによって性能が変わるのは当たり前だ。

アメリカではいまだ ロードよりもMTBが人気だそうな。確かにセドナで見た自転車はほとんどがMTBだった。ロードは3人ほど見かけた程度だった。


「ロードコンポはどっちが人気なの?」と聞くと、やっぱりスラームが人気だそうだ。

理由は1にデザイン。やっぱりシマノアメリカでもダサイと思われているようだ。

「でもスラームは操作が重くてシフトしづらいのでは?」と聞くと・・・。

「確かにシマーノの方が操作が軽くて楽だけど、アメリカ人は手が大きくてパワーが有るから気にしないんだ」と・・・。

なるほど。

「じゃぁカンパは?」

アメリカ人はヨーロッパ製を嫌うんだ」とバッサリ。


なるほど・・・色々アメリカらしい。これが全てでは無い事は当たり前だけども。



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