トラック練習（初体験）
練習
■ ２０１１年３月０６日 ８０キロくらい？。
いつも１００キロＴＴ練習会に誘って頂いているチームスプラッシュの松本さんのお誘いを頂き、今回は特別に現役競輪選手の小林さんのサポートもあって境川にある自転車競技場を特別にロードバイクで走らせてもらえると言うので参加して来た。
こんなチャンスはめったに無い。行かない訳無いでしょう〜。
しかも、現役競輪選手（小林さん）から直接トラックの走り方やテクニックを教えてもらえると言うし、参加料はトラック貸切料金を参加人数で割った金額（数百円）のみ。
ＰａｒｉｓとＦＥＬＴ ＤＡの２台を持ち込み、１２時から４時頃までみっちりと色々体験をさせて頂いた。
フォルジークから参加したのは、僕・タクちゃん・ごっちゃん・だい子鈴木君の４名。その他にもスプリングウインド２３０のお客さんや、チームスプラッシュのメンバーだったり、ＧＴＣの朝練仲間やユーキャンのジャージを着た人も来てて、全部で２０〜２５人位集まった。
まずトラックの利用にあたってのルール説明。
ピットイン・ピットアウトの仕方やトラック内での禁止行為など。当然ながら公道やサーキットとは違う特殊な環境で走るのだからルールも違う。トラック内は、ドリンクを飲んでもダメだし補給も摂ってはいけない。ハンドルから手を離す行為自体が基本的には禁止。
当然ピットインとピットアウトのタイミングやルールもある。原則としてトラック内では自転車から降りる事も禁止なので、脱落する可能性のあるものはすべて取り外さなければならない。
トラックは左回りに周回するが、コーナーのバンクが非常にキツイので転倒の際殆どは右に転ぶ。なので変速機が付いているロードバイクでは変速機で路面を傷つけてしまったり、ブレーキレバーで路面を傷つける可能性がある。この場合は路面補修の費用を請求される可能性があるので注意してください。との事。
まぁまずはバンクを体験してみましょうと言う事で、フリー走行。抜くときは外側から声をかけて抜く。先頭交代も内側交代と言って、先頭が内側に避けて、集団がアウト側から抜く練習。
最初はバンクを走る感覚が分からずフラフラしてしまったり、集団の間隔が開いてしまったりしたけど、すぐに慣れてチームの４人でローテーションをしながらウォーミングアップ。最後に少しだけ上げて終わり。
同じ所をぐるぐる回るだけだけど楽しい(笑)。
その次は、グループを８人程度の３グループに分けて外交代の練習。この外交代と言うのが、オリンピックのチームＴＴなんかで見る先頭交代方法で、バシッと決まるとカッコ良い。
外交代の練習を終えたら、実践編。
チームを３チームに分けてチームＴＴ。フォルジークチーム＋スプリングウインド２３０で１チーム。スプラッシュチームでＡチームとＢチーム。４００メートルトラックを１０周（４キロ）のチーム３人目のフィニッシュタイムを計測する。僕はＦＥＬＴ ＤＡのＴＴバイクで。
１本目は５分３４秒位だったハズ・・・。
１周目に僕が先頭だったため１周目から脱落者が出てしまい、スタート直後から３人になってしまう展開。僕が先頭交代した時にはすでに、タクちゃん・だい子鈴木君・僕の順。少し離れてごっちゃんが後ろに見えるのでペースダウンを指示したが、差は広がる一方なのでだい子鈴木君の脚に合わせてなんとか３人でゴール。
バタバタの展開ながら１位タイム。
２本目は、動画があるのでそちらで。
２本目は１名辞退で５人スタート。１本目を１周で千切れてしまったチャリパパさんが全力で引いて離脱する作戦。中盤からごっちゃんのペースが上がらず後半に中切れを起こしてしまい、最終周にだい子鈴木君を待ってしまったのでペースが崩れてしまった。
僕はＴＴバイクとエアロ装備の恩恵を受けて、先頭でも後ろを見ながら８割程度の力で楽に走った感じ(笑)。機材は偉大。
タイムは５分３１秒。少ししかタイムアップ出来なかったけど１位タイム。
次は、スクラッチ。
１０周のショートロードレースみたいな感じ。練習と言う事で変速は禁止。５０−１５Ｔか５２−１６Ｔ固定で、必ず１人１回アタックをしなければならないと言うルール。フォルジークから４名とチームスプラッシュから３名とユーキャンジャージのかた１名の８人で勝負。
スタートは３番手程度で入ったので、２周目で最後尾に着く。するとごっちゃんがアタックして飛び出ると、スプラッシュの伊藤さん？がブリッジ。「まぁごっちゃんだし、２人で逃げ切れる脚は無いな」と見て見送り。ほどなく集団で２名を吸収。そのタイミングで前に居たタクちゃんがアタックをかけたので僕も飛び乗って２人で逃げる。
８割位の力でタクちゃんと２００ｍずつ細かく回しながら後ろとの間隔を見つつ。８周目まで逃げれたので適当に捕まって置いてスプリントしやすい場所に入っておく。とりあえず３番目。
９周目を回って居る時点で先頭はスプラッシュの伊藤さん？。２番目がユーキャンジャージの方。３番目が僕で、後ろは多分タクちゃんだろう。僕がスプリントで勝てなくても、僕よりスプリント力のあるタクちゃんのアシストとしても動ける絶好のポジション。
ファイナルラップに入った所で、先頭の伊藤さんがペースアップ。ユーキャンジャージの方が中切れを起こしたので、腰を浮かせて番手に付く。先頭の伊藤さんはこのまま逃げ切る体制のようなので、アタックはかけなくて良さそう。真後ろに張り付いて呼吸を整えて置く。
バックストレッチで後ろを確認するとタクちゃんは少し間が空いてしまったようなので、アシストはできそうにないし、そのままバンクに入った所でスプリントの準備。バンク中は内から刺すか外から刺すか悩む。外から刺した方が目立ちそうなので外から行く事にして、最後の１００ｍほどを加速。
ゴールライン手前で、伊藤さん？が失速したので勝利を確信してゴール。
なんだかあまり力を使わずに、「ごちそうさまでした」みたいなレースって感じでちょっと大人げなく恥ずかしい気もしたけど、これもレースだし。勝つ事に少しハングリーさが戻ってきたような気もした。
２レース目では１レース目で散々だったごっちゃんも参戦。僕は観客席から応援。でも、展開とポジション取りが悪過ぎて無駄足を使いすぎのバテバテレース・・・ごっちゃんまさかの中盤に沈む。チャリパパさんが勝利！。結構な独走力で逃げ切った感じ。
４時から３０分はフリー走行。ＴＴバイクで坦々と練習して終わり。
練習を見に来て居たアントニオさんが、ＴＴバイクに乗りたいと言うので乗ってもらう。
「ＴＴバイク スゴク ハヤイネー」
感動してた(笑)。
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