コーナリング

練習

■ 2009年06月18日 70キロ。

この日は久しぶりに一人で夜練習。天気予報では午後から雨が降る予報だったけど、昼休みにパラパラっと舞った程度で、それ以降は太陽も出てきて雨の心配はなさそう。いつものコースを坦々と一人で走り、一人でもがく。途中で犬が飛び出てきて危うくぶつかりそうになる。結構大き目の中型犬だったからぶつかってたら転倒しちゃう・・・。
Avは25.7キロ。一人だから少しサボった・・・。

ロードバイクコーナリング

ずーっと前のエントリーにも書いたけど、ロードバイクコーナリングは難しい。進むことを重視したロードバイクのタイヤは曲がることと止る事が苦手。それゆえにどうしてもバランスが重要になるコーナーリングとブレーキングは不安定になってしまう。オートバイの操作で言えば乾いた路面でも常に雨の中走っているような感覚に近い。

前回はそんな不安定なロードバイクで安定して減速できる方法、リアブレーキを操作してからフロントを操作する、といった内容のブレーキテクニックを書いた。今回は安定したコーナリングをするコツについてちょっと書いてみようかと思います。

普通の一般道を、ペダルを止めて惰性で曲がっていくもしくは、ペダルを回し続けながら曲がってくと言った普段町の中を走るようなコーナーリングで不安を感じる人は少ないと思いますが、峠の下り道だったり高い速度からブレーキを操作し減速してコーナーに入ると言ったような高い速度からコーナーを曲がれるスピードまで落として走る場合、そのコーナリングスキルによってコントロールできる速度に大きな差が出来ます。

僕らホビーレーサーには下りのコーナリングを速く走らなければレースで上位に食い込めないと言う様なレースは殆どありませんので、コーナーはゆっくり安全な速度で走るのが基本ですが、速い速度でも安定させる事が出来るスキルを持てば、それよりも1段階2段階落とした速度で走った場合の危険回避できる確立は2倍以上になります。それにプロツールを走るような選手が下ハンを持って颯爽と峠を下ってくあのカッコイイ走りに少しでも近づけたらという憧れもあるし余裕を持って走れば自然とフォームもカッコよくなります。

コーナリングで一番重要なのは重心で自転車+自分の重心が何処にあるか?で安定もするし不安定にもなります。コーナリングをする場合重心はなるべく低い方が安定します。普通にペダリングをしているときの重心はBBですが、コーナリング中はこれよりも重心を下げたいのでペダルを止めて、コーナーに対して外足を最下点に下げ、コーナーに対して内側の足を最上点に持ってきます。このとき乗り手の加重は外足に乗せて、お尻を使ってサドルで自転車全体をホールドします。ハンドルを持つ手は2輪車が自然とバランスを取れるように添えるだけ。セルフステアを邪魔しないようにします。

この時、サドルにドッシリと座ってしまっていると、十分な加重が外足のペダルに乗らないのでイメージとしては、骨盤でサドルに触れている程度にします。この感覚が分からない・分かり難い・感じ難い場合は、ダンシングをするときのように、ペダルの上に立ってしまいお尻をサドルから離し、外足の内モモ(お尻と脚の付け根のハム筋辺り)でサドルに軽く振れるように自転車をホールドしてあげると外足のペダルに加重が乗り自転車が安定します。重心を下げると言う感覚に慣れてきたらサドルに腰を下ろして走ります。

ペダルに立ってコーナリングする場合の注意は、必ず外足の内モモでサドルをホールドする事です。内モモがサドルに触っていないと自転車が股の下で左右にフラフラしてしまいハンドルを持つ手に力が入り、アンダーステアになってしまうのです。


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