ユッチンソン アトム

練習(ローラー)

■ 2009年10月06日 0時間26分。

連日の雨のため夜練習ができず、ローラーでインターバルトレーニング

ポラールRS800CXにインターバルトレーニングプログラムを作ってウォームアップ10分ののち、インターバル2分/レスト2分を10セット・クールダウン10分を自動的にアラームで指示してくれるようにする。

気合いを入れて始めたけど、結果駄目だった・・・。

心拍が上げられず、それでも気合いで165以上を目指すけどあまりの辛さに3本で心が折れて、2分レストして終わり・・・。後で考えてみれば、なにも強引に心拍165まで上げなくてもよかったと反省。

結局まともな練習ができず。

IntervalTime Maxbpm Avbpm RestTime Avbpm
01    2分 164 bpm 155 bpm   2分 137 bpm
02    2分 167 bpm 156 bpm   2分 135 bpm
03    2分 166 bpm 152 bpm   2分 133 bpm
04    2分 166 bpm 152 bpm   2分 131 bpm
05    2分 --- bpm --- bpm   2分 --- bpm
06    2分 --- bpm --- bpm   2分 --- bpm
07    2分 --- bpm --- bpm   2分 --- bpm
08    2分 --- bpm --- bpm   2分 --- bpm
09    2分 --- bpm --- bpm   2分 --- bpm
10    2分 --- bpm --- bpm   12分 --- bpm

ログを見直したら、3本だと思っていたインターバルを4本やっていた・・・。
記憶を間違うほど集中できていなかったのか。

レビュー

アルテグラWH−6700にチューブレスタイヤ ユッチンソン アトム を装着。

空気圧は今までの経験を踏まえ6キロ。IRC RBCCやフュージョン2の時は6キロではまだ少し硬い印象があったけど、アトムは6キロでもしなやかで乗り心地も良く良い印象。むしろもう少し上げても良いかもしれないと感じる位。でも実際6キロ以上入れると少しゴツゴツ感が気になったので僕には6キロが丁度いい所なのかな。

これはチューブレスタイヤにいろいろ乗ってみて共通する点で、空気圧に関して最初の印象として「もう少し下げてもいいかな?」と思って下げ始めると、どんどん下げてしまい、逆に「もう少し上げてもいいかな?」と思うとどんどん上がってしまう。
空気圧の許容範囲が広い上に、空気圧で左右される性能ダウンがクリンチャーやチューブラーに比べて非常に少ないためで、硬めが好きな人や柔らか目が好きな人で良いと感じる空気圧は違うしタイヤ1つでグリップや乗り心地と言ったタイヤ性能の味付けを変えるセッティングがしやすい。それでも走行抵抗にさほど影響が出ないと言う所がチューブレスタイヤの最大の利点。路面状況やコースの特性によっての空気圧調節もしやすく、大きくセッティングを外す事が無い。

アトムは、フュージョン2に比べてソフトな乗り心地。良く言えば非常に乗り心地が良く、悪く言えば鈍感。それに比べフュージョン2は、振動を吸収してくれるけど、アトムより路面との接地感が強く、路面状況の情報がしっかり伝わってくる。イメージとしては、アトムの方がケース剛性が弱くしなやかな印象。だからドライコンディションであれば荒れた路面でもお構いなしに突っ込めるし踏んでいける。しかし滑り出しは唐突に来る。滑る感じはスローなのだが滑る路面グリップが低いと言う情報がタイヤからくる前に滑るので少しびっくりする。雨の日の白線やマンホール・橋のつなぎ目などの金属の上を走る時はアスファルト路面と同じフィーリングで走れてしまうので「ここは滑りそうだ」と言う感覚が伝わって来ないので少し怖い。このあたりは少し硬くてゴツゴツと情報が伝わってくるフュージョン2の方が明確に滑る場所と滑らない場所のフィーリングに違いがでるので路面の変化を感じやすい。アトムはかなりドライ路面の性能を重視したタイヤだと思う。

なのでドライ路面グリップに関しては比較的高い。これまで乗ったクリンチャーやチューブラータイヤが表面のゴムでグリップしている感覚と例えると、アトムはタイヤのゴムを含めた構造材全体で路面をつかんでいる感じと言えます。ゴツゴツと路面の凹凸を逃さず情報として伝えてくれるようなグリップ力を欲しい人には少し剛性が弱く感じるかもしれないけど、高い速度での旋回性能とグリップ力はアトムの方が高いと感じる。IRC RBCCもグリップ力の強いタイヤだけど、アトムに比べるとタイヤコンパウンドでグリップさせて、ケースはしっかり剛性を持たせた感じで滑り出しの情報伝達とグリップ力を備えた特製だと思います。ただ、経験上こういうタイヤは減りが早い傾向がある。アトムとIRC RBCCのどちらがグリップ力が高いか?を比べるのは難しく、特性の好みで別れると思います。

ミニバイクレースタイヤで言えば、アトムがブリヂストン(BT601SS)。RBCCがダンロップ(TT92GP)って感じです。例えがわかりにくくてすみません(笑)。

タイヤは23Cとの表記ですが少し細い(21.7mm)ので、フュージョン2に比べると少しふらつき感が強く、峠の下りや速度の高いコーナーの進入時はフロントに荷重をかけてあげないと少し不安感があります。

流して乗っている際、パリだとフロントが少し切れ込む感覚がありますが、フェルトの場合だとニュートラルで乗りやすいので、フレームやフロントフォークの特製で少しシビアになる場合があるのかもしれません。これはフロント剛性の高いパリの場合、高いグリップ力のタイヤが車体を速く旋回しようとする旋回力に対して反応がダイレクトだから。フェルトはフロントフォークの剛性が弱いのでタイヤの旋回力に対し反応がプアーで初期旋回でねじれて、そのねじれが収まってから旋回力が出る感じです。これらの特性の違いは違和感とまでは感じないので、慣れてしまえば全く問題ありません。

アトムの性能は気に入りました。使う場面によって性能の良し悪しが違いますが、ドライ路面をレーシングスピードで走ると言う状況ではかなり高評価です。ただしタイヤの減りはフュージョン2に比べて速そうなので、普段の練習使いには少しもったいないかもしれません。チューブレスタイヤはタイヤが減る事での性能低下がクリンチャーに比べて大きいので、ライフが短いタイヤを練習で使ってしまうのはレースでも使う事を考えると少しもったいない気もします。

次のタイヤは何を使う?と聞かれたら、大変悩みますが・・・アトムを使うと思います。


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